㊵創作大賞wつまらない作品に会ったらどうするか
あまり意識していませんでしたが、note創作大賞というのは実は結構なイベントなんですね。
作品はもちろん、作品の感想もそれこそ大量に投稿されていて、本編よりも人気のある感想もあるようです。
作品の感想自体も、別の作品として投稿できるようで、それもあって多くの創作大賞の感想が投稿されているという側面もあるようですね。
何にしても作品の感想って作者にとっては、とても嬉しいものであり大抵はそのモチベーションを上げる作用があるものです。
個人的にも、創作大賞に応募されている作品をいくつか読んだりしていますが、感想、レビューを書くのって意外と難しいものです。
もちろん、思っていないこと感じていないことは書けないわけですし、解釈は人ぞれぞれとはいえ、根本的な理解を間違う可能性もなくはないわけです。
まあ、それも含めて感想だといえばそれはそうなんですが、いずれにしても作品を読んで「いやこれ面白かったよ」とか「こんな風に感じたよ」ということを直接素直に作者に伝えることができるというのは、実はとても貴重な機会ともいえるわけです。
間違って人気作家にでもなってしまったら、おそらく感想のリアクションなんかも、きっともらうのはとても難しくなってしまうでしょうから。
さて、そんなことを言いながら私も、現状いくつかの作品を読み進めているわけですが、感想は気が向いたら書いてみようかな、というくらいの感じです。
感想のナントカには間に合いそうもありませんがね。
ただ、作品を読んで「こう思ったんだよね」と記録したい衝動のようなものもあるんですよね。
まあ、作品自体は感想を書くために読んでいるわけでもありませんから、いえば、純粋に面白さと好奇心で読み進めているということになります。
少し前に、ある作品の感想を記事の中でほんの少し触れましたが、作者の方がそれに気が付いて喜んでくれたんですね。
そんなに喜んでくれるなら、もう少しきちんとした記事として書けばよかったかな、などとも思ったんですが、それくらい作者にとって作品は大切なものなんだなあと改めて思ったわけです。
一方で、読むほうも一定の時間を費やして作品を読むわけですから、つまらない思いをしたくないとも思うわけです。
私の場合、読んだ作品が”面白くない”と感じたなら、「私もまだまだ修行が足りないな」と思ってしまいます。
それは、私の「面白がる能力」や「楽しむスキル」の問題だからです。
もちろん楽しみ方にもいろいろあるので、ワクワクと興奮しながら作品を読むだけがその作品の楽しみ方ではないんですね。
楽しめるところを見つけられなかったとしたら、また作品を読んだことを楽しめなかったとしたら、それはむしろ私の問題だと考えるわけです。
今まで楽しめなかったことは一度もありませんけどね。
例えば、映画を誰かと観に行ってその映画が「クソつまんなかった」とします。
おそらくそのあとの喫茶店では、その映画がいかにつまらなかったかを話し合うわけですが、それって実はとても楽しい時間だったりするわけです。
つまり、それはその作品の楽しみ方の一つというわけです。
ホラーのカルト映画といわれている「死霊の盆踊り」を知っていますか?
ディバインの「ピンクフラミンゴ」は?
かのレスリーニールセンの「SFエイリアン天国」は?
「悪魔の毒々モンスター」なんていうのもありました。
「クソつまらない」と言われることの多いこれらの映画にも「でもそこがいいんだよね」といいたいんですね。
もちろん、そんなスキルが全く必要ない作品もあるわけで、そういう作品には面白かったと拍手を送ればいいわけです。
※)しかし暑いですね。熱中症には注意しましょうね。スキ/フォローありがとうございます。励みになります。
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