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10/1発売 雑誌PENに掲載されました

Impact HUB Tokyoの共同設立者の槌屋、ポチエは公私のパートナーで、
東京から軽井沢を経て、現在は長野の飯綱高原に家族で移住をしています。

10/1発売のPEN「Work at Home」という特集で、
飯綱高原のログハウスにて、取材された内容が掲載されました!

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昨今、リモートワークや移住という言葉をよく聞くようになってきていますが、二人のリモートワーク歴は10年以上!コロナ前よりこのような生活を送っていたのです。

着々とリモートで仕事をし、必要な時に打ち合わせをし
「オフラインで会うという価値」と「プロジェクトを進める価値」を分けて働いてきました。

「自然の中にいることで経営のヒントが得られる」、ログハウスを建てながらも「ここは終の住処にしようとは思っていない」という二人。

二人の考える移住にはどのような意味があるのでしょうか。
取材の様子と共にお伝えしていきたいと思います。

化学物質を一切使っていない200年もつこだわりのログハウス

お出迎えしてくれたのは、ソルトとペッパーというお二人の家族。非常に人懐っこいんですね。

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撮影でもしっかりと写真に入ってくれました。

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後ろに見えているログハウスは、化学物質を一切使っておらず、カナダで一度組み立てたものをいったんバラして日本に持ち込み再度組み立てた、こだわりの技法で作られたものです。この土地も、ログハウスも、リサーチを重ねて選んだ哲学に溢れた場と家。(ログハウスについてはこちらの記事もご覧ください)室内もとても落ち着く空間です。

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中に入ると木のいい香りがしています。

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子育てするのにも狭い場所で閉じ込められているようなストレスがなく、良い環境とのことでした。

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2Fにはデスクが置いてあり、オープンな雰囲気の書斎となっています。
電話会議はこちらで行っているそうです。

ベランダ、散歩道、庭、ガレージ、家中がWORK PLACE


ベランダ、散歩道、庭、ガレージもなど家のあちこちがWork Placeになるという二人。週に1回は東京や地域のイノベーション拠点にそれぞれが出張していますが、移動中の新幹線の中もWork Placeです。

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とくにベランダは深い話をするのにぴったりな場所で、作業に事業や経営に話すことでシンクロしてわかり合える量が増えるそう。ここでお仕事をすることで、生まれる発想がありそうです。

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Work From Natureで見える経営根幹・
仕組みづくりをしているからこそ、仕組みの中にいないことが大事。


家の周りには自然豊かな散歩道が広がっています。虫や鳥の鳴き声が聞こえてきて自然を全身で感じる環境です。

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散歩の後にはひらめきが起き、自然を毎日観察することで生態系システムに今の経営根幹を作るヒントを得たそう。自然が教えてくれた気づきは大きく、発見、アイディア、すべてにおいて理解が深まる経験に。これは東京にいてはなかなか得ることのできない体験ですね。自然の中にいてリラックスできるだけではなく、生態系を観察することで都市のエコシステムをはじめ、経営のヒントを得ていることが大変印象的でした。

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薪割りは日課。常に2年分をストックしていて、都会では考えられないですが、薪がなくなることはこの地域で暮らす上では死活問題。

他にも冬の大変なエピソードを聞き、取材中の「命の危険を本当に感じたことがあります!」という言葉に驚きを隠せませんでした。

サバイバル環境で生きているからこそ、今しかできないことは何か?と考える視点ができたり、危機管理が強くなったり、新しい発想が生まれるそう。常にコンフォートゾーンを意識したり、イノベーティブな状態に自分たちを起き続けることで見えてくるものがあるのですね。


人生自体がプロジェクト


ログハウスは使わなくなった何年も先のことも考えていて、資産管理というレベルのものではなく、地域を巻き込んだ大きなDIYプロジェクト。二人にとっては移住、ログハウスを建てることなど、人生のさまざまなことすべてがプロジェクトなのですね。(移住、リモート、ワーケーション....全ては「スタイル」の仮説検証)またどんな時も、オーナーシップを持つことを意識していて、自分たちがどこにいて何に投資をするかなどウェイトは決めていくことが大切なのだそうです。

他拠点生活で必要なのは都市と地域をシームレスに移動すること・
ここは終の住処にしようとは思っていない

移住をしながらも東京に拠点を残していたことが非常に意味があったというShinoさん。東京と地域のコミュニティ両方に属しながらシームレスに移動することで、新しい機会が得られたり、特定のコミュニティに属することで得られる価値があるそうです。

今後は、フランスも視野に入れた3拠点生活を視野に入れています。新しいプロジェクトがまた生まれ、その度に新しい視点を手に入れて、ヒントを得ながら世の中に価値を提供していくのだと思います。

今回の取材で「家で働く」ことはもちろん、経営者の二人だからこその視点を知ることができました。二人の移住に関する記事はこちらのマガジン(#移住とWork at home)にまとまっていますのでぜひご覧ください。

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