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「娘より息子のほうが楽しいのよ」という話 [雑記]

ウチは娘が現在13歳(中2)、息子が11歳(小6)なんだけど、ここ数年、息子とのコミュニケーションが楽しくて仕方がない。やっぱり年頃の女の子に比べたら、断然ハナシも合いますからね。

もちろん、愛情は、どちらに対しても同じですよ。二人とも同じように大切だ。そこに差はない。小さいころは娘のほうが圧倒的に可愛かった。最初の子だし、女の子特有のキュートな、"おしゃま"な仕草、振舞いもたまらない。息子には悪いけど「娘優位」は変わらないだろうなと思っていた。しかし逆転しましたね。オトコの子、超楽しい。これは、自慢といえば自慢になるけど、僕の教育のせいですネ。

自分が子供のころ好きだったもの、楽しかったことを、息子にはモノコゴロついたころから叩き込んできた。娘は反応を示さなかった。女の子が虫取りと飼育、川遊び、アクション映画、少年漫画などにハマらない、こりゃ仕方ない。息子は、僕の繰り出すもの悉くに、ドハマリしてくれた。その結果生じた息子と僕ふたりで共有している時間、それはまさに「少年時代の自分」と遊んでいる感覚であり、少年時代を再体験する楽しさでもあるわけです。
娘ともまだよく二人で外出していて、ショッピングモールなんかを半日ブラブラしたりして(なんなら腕も組んでくる)、それはそれで楽しいです。もう妻より身長が高くて160くらいあるし、メイクもしてるし、怪しく見られそうな気がしないでもないけど。でもやっぱ、いまの息子は格別だね。
多くの映画やコミックやアニメや、戦国武将とか、生き物などについて、いくらでも会話が続く。先月の『アベンジャーズ/エンドゲーム』も二人で大感動だったけど、昨日は二人で『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観に行ってこれも親子そろって大興奮だった。息子のサッカーのスパイクを買って、映画を観て、ブックオフで二人が今ハマっている漫画を買って、焼肉屋に行った。息子と二人で焼肉屋は初めてだった。「こんなにウメえメシは食ったことねえ」と言って、肉とコメを凄まじい勢いで食べていた。もちろん会話は尽きない。最近は二人でジョギングしたりもしてる。「いつまでこの感じが続くのか」って、娘に対して数年前思っていたけど、今は息子との時間が過ぎて欲しくない。なにせ二度目の少年時代なのだから。

教育論めいたことは書かないけども、何か趣味のようなものがあるお父さんは、子供にそれをそのまんま見せてやるといいと思いますね。お勉強は別として、親子で「おもしろいもの」を共有するということは、最高のコミュニケーションのひとつだと思う。

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