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トレーナーは専門家?パート2

偶然は必然

ていいますよね。
そう、我々トレーナーの出会いに偶然はないんです。

だから前回言ったように
「自分の専門を早いうちから作る」って怖いことなんです。

なぜかって?
同じような悩みを持った人ばかり見ていると
自分へのインプット・アウトプットも同じように固定されて
自分が成長しなくなるためです。


それどころか専門の人すらも直せなくなります。

そうここまでだと
「私は専門の人だけ治せたらそれでいいわ」
って人も多いんです。
だけどそうは問屋が卸さない

(うん…古い…時代を感じる)

ちょっと例えてみますと
昔々あるところに膝痛を直す専門家がいます。
その専門家のところには夜な夜な膝痛の患者さんが来店します。

はいストップ
ちょっとまってね。
その膝痛の患者さんはみんな同じような体形の人でしょうか?
・体重が重い人
・筋力が無い人ある人
・アライメントが悪い人
・スポーツ外傷で来た人
・受傷機転のない痛みで来た人
膝痛以外のその人の背景は千差万別だと思います。

もちろん膝痛の専門家なら膝痛改善のために
体重減少やアライメント改善などできるでしょう

ただ思い出してください。この人は膝痛の専門家なのです。
ダイエットや姿勢改善の応対は膝痛よりも技術が劣ると考えらえれます。

専門的にやるべきこと(目的)はわかっていても
そこに到達する術(手段)がわからないorできない
ってことは
結果「なんにもできない」ってことなのです。

単に言うと

登山ルートばっちり覚えていても短パン、ビーサンで登っちゃうやつってこと(笑)
キャンプ道具揃えても使ったことなくって、本番でテンパっちゃうやつってこと(笑)

より効果的に効率的に目的を達成するためには
こなす手段のクオリティもあげておかないといけないってことです。


話を戻すと
このクオリティを上げていくためには、日ごろ様々なクライアントに対応して自分の手札を増やし、磨いておくことです。
なので専門を作って入り口を狭めちゃうと結果自分の首を絞めてしまうことになるんですよ。

これをすると当然痛みを伴います。。。
良くわかないことをお客さんに聞かれて答えられなかったり、自分のプライドはズタズタです。

でも最初から完璧にできる人はいません。
そんなプライドは捨ててちゃんと後日調べてお客さんに伝えればいいのです。そういった小さい?を見逃さず向き合うことで将来の痛みを軽減できお客様へのパフォーマンスも高まっていきます。

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