見出し画像

きらきらおもいで応援プランはじめました

気がつけばあっという間に年末年始が過ぎ、世間は令和も3年目の1月も終わらんとしておりますが、そんな今日はHub.craftの龍野さん・江上さんに、最近特に増えてきたという【保育園・幼稚園での撮影】のお仕事についてお話を聞いてみました!


二人のカメラマン兼編集マンがタッグを組んだ!

江上さんは元カメラの開発に携わっていた経験から、”そのカメラで撮る側の仕事をしてみたい!” とブライダル業界へ転職。そこでカメラマン兼編集マンとして11年の経歴を持つ大ベテランのカメラマン兼編集マンさん。そしてもう一人の龍野さんも前職ではワンストップで撮影から編集まで担当、カメラ構えてもう15年のこちらも大ベテラン。この二人が今タッグを組んで取り組んでいる、幼稚園や保育園向けの撮影プラン「きらきらおもいで応援プラン」についてお話を聞いてみました!


画像1

<プライベートでは4児の父!子煩悩全開の龍野さん>

画像2

<2歳の息子さんとのレアショット(カメラマンだから)の江上さん>


ー保育園や幼稚園からの撮影のお仕事は最近始められたんでしょうか?それとも元からそういったご依頼も多くありましたか?

龍野さん(以下龍野)「僕はもともと個人で保育園や幼稚園さんの撮影のお仕事は受けていました。人手が足りない時はHubから人を借りたりとか機材を借りたいというのもあったんですが、最近コロナ禍でご依頼が増えて発表会や運動会の時期が被ってしまうということが増えて、そこから江上さんと2人体制でやらせてもらっています。2人でそれぞれメインでやることで時期がかぶってしまっても打ち合わせや撮影の段取りもうまく分担できるので、この体制は素晴らしいですね。」

ー「きらきら思い出応援プラン」の内容はどのようなものですか?

龍野「基本のプランとしては運動会や発表会などといったものを撮影して編集したものがDVDになるっていうものだったんですが、今回新たに当日のライブ配信もプランに加えました。コロナ禍でやっぱり親御さんも呼べない中でイベントをどうしようと保育園さん側も結構頭を悩まされていて。呼びたいけど呼べない。やりたいけどやれない、っていうときにライブ配信もできますよとお伝えすることで、自粛ムードだったものが「なんとかしてやろう!」と前向きに考えるきっかけになるみたいで、本当に喜んでいただけています。」

江上さん(以下江上)「コロナ禍っていうことでやっぱり幼稚園さんもかなり不安を抱えていらっしゃる。それが撮影で残せる、ライブ配信もできる。"映像で残せる"っていうことが、次にできる一手として喜んでいただけているなあというのはやっぱり感じますね。」

ーライブ配信は固定カメラの映像を流すんですか?

龍野「僕と江上さん2人体制で撮りに行った場合は、さらに柿山さんにもきていただいて、2人のカメラと固定カメラの映像をスイッチ(切り替え)しながら流してもらっています。なので全体の映像が流しっぱなしになっているというものではなく、劇などであれば喋っている子がアップに映っていたり、運動会などでも走っている子たちがメインで映ったり。なので配信をみていただいた保護者のみなさまからも喜んでいただけているみたいです。」



パパ目線で撮影を楽しんでいます(笑) 

画像3

<お子さんの撮影をするプライベートカメラマンな龍野さん>

ー普段お仕事では大人の方を対象とした撮影が多いかなと思いますが、子どもさんたちの撮影だからこその楽しみだったり、印象に残っていることなどはありますか?

龍野「楽しみにしているのは、行く度にどんどん懐いて行ってくれるというのはありますね。最初は『この人誰だろう?』っていう感じなのですが、だんだん『あ、カメラのおじちゃんだ!』みたいな。たとえばもう何年も個人でおつきあいのある保育園さんだと、僕のことを『たっちゃん』って読んでくれたりします(笑) 

子どもたち相手で少しだけ苦労する点というと、江上さんもきっと同じだと思うんですが、【子どもたちが何をするかわからない笑】という点はありますね(笑) 一番よくあるのは直接レンズを触ってきちゃうこと。そうすると拭かなくちゃいけなくなっちゃいますからね。あとは普通にキックとかパンチもされますし(笑) 」

ーそれだけ子どもたちとの距離感が近いっていうことですよね!

龍野「その距離感だから撮れる映像ってありますよね。だから近くで撮ったりもしますし、逆に自然な笑顔を撮るために距離をとってはなれたところからズームで撮ったりもしますよ。近くにいるとカメラを意識しすぎてしまうので。」

ー江上さんが楽しみにされていることはどんなポイントでしょうか?

江上「僕もやっぱり何度も伺っているところだと、子供たちが覚えていてくれるのは嬉しいですね。あと運動会、発表会と連続でお伺いしたりすると、その間のたった3〜4ヶ月の間なのに子どもたちの成長ってすごいんですよ!こんな短期間でこんなに成長するんだなぁ〜、自分も子どもがおりますので、うちの子もこんな風になっていくのかな〜なんて、パパ目線になって楽しんでいますね(笑)

ーお二人ともお子さんがいらっしゃるから、他人事には感じられないでしょうね!

龍野「つい先日も発表会の撮影があったんですけども、年中さんくらいの女の子たちだけで舞台で踊っているんですよ。その曲がモーニング娘の「ハッピーサマーウェディング(2000)」で、歌詞を聞いていると【あ〜こうやってうちの娘たちも嫁いで行くのか…】って他人事じゃなかったですね(笑) 」

ー選曲がもうお父さんお母さんを狙ってきてますね(笑) 

龍野「やっぱりその時に流行している曲を選ばれているところもあれば、お父さんお母さん世代にとって懐かしい曲を選ばれる先生方もいらっしゃいますね。時にはおじいちゃんおばあちゃんに向けての時もありますし、そういうところも面白いですね。」


子どもたちみんなにとっての
かけがえのない思い出になるように

画像4

<みんなかわいい我が子との一瞬一瞬は宝物ですよね>

ー編集で気をつけているポイントなどはありますか?

龍野「やっぱり一番気をつけることは、【ちゃんと全員が映っているかどうかを確認する】ということですね。これは非常に気を遣っています。発表会なんかではみんないっしょに舞台にあがるのでまず撮りそびれることはないんですけども、運動会みたいに誰がどこにいるか把握しきれないようなイベントの場合は、もちろんできるだけまんべんなく撮影するように心がけてはいますが、どの子を撮ってどの子を撮っていないかってやっぱりわからないんですよ。なので、やっぱり先生には事前にチェックしていただいています。」

ー動画という形で残してあげることで、さらにどんな価値をご家族のみなさんに提供できるでしょうか?

龍野「僕がよくお世話になっている保育園さんではいろんなところで動画を取り入れられていて、例えばお泊まり保育などにもついていきます。先生がおっしゃるようにやっぱりその日って、子どもたちが一番成長する日なんですよね。親元から離れて自分たちで過ごす。そんなかけがえのない貴重な一瞬を動画で残せるって言うのは、親御さんにとっても撮っている側としても一番刺激的なんじゃないかなって思います。」

ーカメラマンさんの側から見て、より素敵な形で子どもたちの思い出を残していくためにチャレンジしてみたいことはありますか?

龍野「一度、卒園式とか発表会とか、演出から携わらせていただけたら、何か特別な作品を一緒に作ることができるんじゃないかな、なんて思ったりしますね。通常は先にもう会場と進行が決まっていて、その条件の中でじゃあどう撮影しようかという話になるんですが、先に撮影ありきで、じゃあこう撮りたいからこの場所で撮影しよう、こういう演出をしよう、ということが一緒にできたら、すごいもの(映像)ができるんじゃないかな。」

江上やりましょうやりましょう。それ面白い!(笑) ぜひやりたいなあ。」

ー江上さんはどんなことを映像を通してやってみたいですか?

江上「そうですね、やはり子どもたちの一年を通しての成長って本当にすごいので、イベントの時だけでなく一年を通してそういう空気感を映像で残して親御さんたちに伝えて行けたらいいのになとはちょっと思っています。そう言う姿がやっぱりかけがえのない自然な園児の姿だと思うので。そういうことにはぜひ取り組んでみたいですね。」



子どもたちや親御さんから頂くフィードバックは
本当に嬉しいものです

画像5

<撮影した園児さんたちからのお礼のお手紙。Hub.craftに飾っています>

ー最後に何かお二人からメッセージがあればぜひ!

龍野「僕たち作り手はなかなか直接それを受け取った保護者の方から感想をいただく機会がないんですが、そういうメッセージは良い点も改善して欲しい点もいただけた時には本当にやっぱり嬉しいですね。きっと"撮ってもらってる"って遠慮してくださっている時もあるとは思いますが、僕らもプロとして、やっぱり受け取った方たちの感情をどう揺さぶれるだろうかと考えながら作っているので、ぜひぜひいろいろなお声届けていただけたら嬉しいですね。」

江上「僕は映像だから残せるこの瞬間のリアルっていうものがあると思うので、やっぱり普段の様子から動画に残していってあげられたらなと思っています。成長してから見返した時に本当にかけがえのないものになると思うので。やっぱりそれは映像の持つ力ですよね。なのでこれから、そういった点でもお力になれるよう、先生方にもぜひ提案していってみようと思います。」



ということで今回はコロナ禍で失われてしまうかもしれない大切な子どもたち思い出を、さらにパワーアップさせ記録に残る記憶としてご家庭にお届けしているHub.craft 龍野さん・江上さんから「きらきらおもいで応援プラン」についてお伺いしました👏

お話し聞きながら伝わってくるあたたかさと熱意!に、こんな方たちに撮影してもらえたらもう間違いなく素敵な思い出が残ることは間違い無いなと感じた2児の母。みなさんの幼稚園・保育園でもぜひご検討ください🙌😊

今後もHub.craftは、熊本のクリエイターのみなさまと一緒に熊本の未来を盛り上げてまいります^ ^



写真:龍野 聖玄/江上 喜範
文:谷本 明夢

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?