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不安障害とわたし

不安障害のエッセイシリーズを書いていますが、そもそも不安障害って何?ってなる人が多いと思います。

ですので、ここでは不安障害とはどんな病気なのか、何が辛いのかを書いていこうと思います。

まず、不安障害とは精神疾患の一つです。さまざまな物事に対して過剰に不安や心配、緊張を感じるようになり、日常生活などに支障をきたします。

例えば、私の場合は嘔吐と周囲の目が怖いです。体調が万全な状態でも、ふとした瞬間「吐かないだろうか」と心配になると発作が起きます。

発作は人それぞれだと思いますが、私の発作は主に眩暈・吐き気・動悸・息切れを起こします。酷いときには口が聞けなくなったりパニックになって暴れたりするので、ヘルプマークを持ち歩いています。

そのため、公共交通機関を利用したり、駅前や都会などの人がたくさん集まる場所、学校の教室(特にテスト中)に行ったり、その場に留まるということが非常に困難なので、症状が顕著に出始めた16歳の時、私は高校を辞めざるを得なくなりました。

次に、不安障害を抱える中で個人的に辛いなと感じる点を挙げてきます。

・外見からは分かりづらいので、家族にさえ完璧には理解してもらえない
・食事をしている際にふと吐き気が起きてその後食事を続けるのが困難になる
・高校にも行けずバイトも出来ないので、生きる活力が湧かなくなる、家族に申し訳なく感じる
・外に出るのが非常に困難なため、将来に向けての資格(高卒認定・簿記など)が取れず、将来に不安を感じる

といった感じです。一番辛いのは「理解されないこと」。名前がふわっとしている分、人に理解してもらえないことがほとんどです。「ただの緊張しいだよね」とか「みんな緊張してるよ、貴方だけじゃない」とか言われるとかなり傷付くし腹が立ちます。

周りの人からしてみたら人の視線が気になるだとか嘔吐しないか心配になるだとか、大した問題じゃないように見えるかもですが、それでも私はそんなバカみたいなことに必死になってること、恐怖していることをどうか知ってほしいです。

長くなりましたが不安障害に関する説明は以上になります。

読んでいただきありがとうございました('ω')ノ

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