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おじぎ乗り(やまめ乗り)とサドルの関係

毎日の自転車通勤の中で上達してきています。
止まる、進むという単純な動作なのですが、加重移動をきちんと身に付けて(いると思いたい)上手くなってくると、とても楽にスイスイと自転車に乗れるというようになってきました。
今回は、その過程での、サドルについての気付きを纏めます。

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追記
関連ノート→「おじぎ乗り(やまめ乗り)のサドル選定」
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まずはサドルの図

長さ
長ーいほど、速度調整域が広くなります。逆に小さなサドルだと、おじぎが深く(お尻が後ろに)なった時に後ろへお尻がはみ出したり、太ももの裏側が圧迫されてしまいます。うっ血は辛い、、。


坐骨に合うものが良いと思います。試しに自分の坐骨より狭いものに乗ってみると坐骨が痛い。というか、坐骨の間にサドルがめり込んで来るような感触。また、最もおじぎが深い際に、太ももの裏側との干渉具合が少ないものが良いです。

柔らかさ
ずっと早く走れる環境なら何でも良いのですが、ゆっくり走らねばならない環境が多いなら柔らかい方が良いです(後述)。
お尻の筋肉の付き具合とも関係しているようです(これも後述)。

ここまでが、サドルそのもののお話。
これだけで考えていたから、いままでドツボに嵌っていました。
私の場合、やまめの学校にて先生の自転車に乗せさせて頂き、その後、サドルの高さと前後位置から見直す事で今回の解決となりました。

サドルの高さ
跨った際に、両足の親指の付け根が地面につく位が目安です。
ロードバイクのお店では、もっと高く!と教えて貰っていたのですが、おじぎ乗りとは相性が悪いのかもしれません。
この高さですと、かなり低めに感じられるかもしれないのですが、こんなメリットがあります。

1.簡単に足がつく、また、低重心のため安全
2.脱力して乗ると勝手にタメができます
3.速度調整のための荷重移動の幅が広いため、乗りやすいです

1はそのまま。
2は、クランクが1時に来たところで膝が最も高くなるのですが、完全に脱力して乗っているとこの時にタメができ、足がブン!と回ります。この現象、伸張反射という生理的な現象も使っている?とのブログも拝見しました。自分でも不思議なくらい力が出ます。
足を最大まで折り畳めるため、お尻から腰まわり

の大きな筋肉を使えるというところにもメリットがありそうです。
3はこちらの図から。

左が停車・速度超ゆっくりの時の荷重の掛け具合。
右がスピードを出しているときの荷重の掛け具合。
スピードが上がるにつれて、手とお尻の荷重が減り、足に集中します。
この時、ほんの少し、ほんのすこーしだけお尻を上げるのですが、これがやりやすい。
そして、この状態はお尻に荷重がほとんど掛かっていないため、お尻が痛くならないという訳です。
だからこそ、スピードが出せない左の状態が長いシーンが多いなら、柔らかいサドルがベターではという考えなのですが、もうひとつ。

おじぎの深さとお尻の筋肉についてです。

左のスピードが出ている状態から、さらに速度アップするには右の様におじぎが深くなります。軸の位置は変わらないので、頭が下がると同時にお尻は後ろへ。
最近、右の状態に近づくにつれて変化がありました。

お尻に筋肉がついたのか、おじぎを深くするにつれて、お尻の筋肉(股ぐらの筋肉というか)がニュッと盛り上がり、骨や股間がサドルに付かなくなります。そうすると、サドルに接するのは坐骨まわりの筋肉だけなのでまったく痛くありません。

ここからは仮定なのですが、もっと筋肉が付くとおじぎが浅い状態でもニュッとなるようになり、より全体が細いサドルに乗れるようになる?

うーん、時間を見て追記をしましょう~

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しょうもない追記
サドルで圧迫される痛さとは別の痛さに気付いてきました、、。
それはケツ毛や股毛を引っ張られる痛さ、、。レーシングパンツとの相性が悪いのか、それとも皆さん剃ってるの?
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ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!