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中欧旅行記⑰:ウィーン=ザルツブルグ

2004年に中欧4ヶ国を旅した時の記録です。目次はこちら
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1134にウィーン西駅からザルツブルグ行きが発車。本読んだり車窓からの景色を眺めたり、居眠りしたりして3時間強を過ごす。雨は降っていないが、どんよりと厚い雲が空にある。

1500ころザルツブルグ駅に到着、まずは滞在先の確保から。駅の観光案内にいったところ、難なく3泊分の宿が見つかる。しかも駅から徒歩10分の好立地。さらに、ガイドブックには一泊7,000円とあったが、今回風呂トイレ朝食付きで4,000円。すんなり予約が取れる上にディスカウントもするなんて、なんて仕事のできる観光案内所だ。

ホテルは静かな住宅街にあった。簡素で年季が入っている建物だが、とてもきれいにされている。部屋に荷物をおいてから、夕方のザルツブルグに出かけた。

昼ごはんを食べていなかったので、駅のバーガーキングで適当に済ます。気の抜けたコーラ、気の抜けたハンバーガー、気の抜けたポテト。どこでも変わらない味。ああ資本主義バンザイ。

世界一美しい街並といわれるザルツブルグ。きれいなエメラルドグリーンをしたザルツブルグ川、両脇に建つ建物の屋根は川と同じエメラルドグリーンで、壁は大変相性の良い白だ。小高い丘から街を眺める。

ちょっと足を伸ばして「ゲトライデカッセ」まで行ってみた。綺麗な看板が並ぶ通りである。居並ぶ店と看板をしげしげと眺めながらそぞろ歩きを楽しむ。さすがのマックも控えめの看板であった。

チョコザイな地元のガキがいたので、追いかけっこして遊んでやった。どの国にもクソガキはいるものだが、旅の中で会えばなかなか微笑ましく思えるものだ。

本日はホテルのレストランで夕食、子羊のカツレツを食す。これがウマーイ。味は濃厚、サイドメニューも充実、親切なウェイターさん。やや高かったが、至福のひととき。




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