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ふらりと手をうごかして。それでも全然書き足りなかった。

こんにちは。note初投稿です。はじめまして。

少し前のことですが、居住地・鳥取県の地方新聞である、日本海新聞さんのコラム欄「潮流」に月1回の寄稿をさせていただいてました。

20代の平凡な若造の私に、何か肩書きや立派な業績など無いことは、想像に難くないでしょう。「私が新聞に寄稿なんて…」と後ろ向きな気持ちも少しはありました。しかし、めったにない機会でもあり、そして背中を押されまくったこともあり、腹をくくってチャレンジを決意しました。

でも執筆にあたり「何か肩書きが必要」と言われ、悩んで相談した挙句、「鳥取トーストマスターズクラブ 副会長」ということで書かせていただいてました。「副会長」って言っても、1年ごとに会長・副会長等を交代でやってる社会人サークルの副会長です。何かエラいことをしたとか、そういうことでは全くありません。

トーストマスターズは、アメリカ発祥の90年以上続く世界的な教育団体です。英語のスピーチを通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶことを目的に、老若男女・各国出身の人々が集まっています。日本にも(日本語スピーチをするクラブも含めて)200ほどクラブがありますが、残念ながら日本でのトーストマスターズの知名度は決して高くありません。よくパン焼きクラブと間違えられます(笑) しかし、アメリカではトーストマスターズ会員であることが一定の能力証明になると聞いたことがあります。

あまりまだ知られていない日本のトーストマスターズでも、楽しく学びながら自身の様々な能力に磨きをかけている人は、全国各地にたくさんおられます。また、年に1回スピーチコンテストがあり、クラブ大会から始まって勝ち抜いていくと全国大会につながります。さらに日本チャンピオンは、世界大会進出へのチャンスもあります。コンテストで競いながら力を伸ばすことをやりがいとして、意欲的に活動される方も存在します。

その「トーストマスターズクラブ」の名を背負って、万人が読む新聞に、この平凡な若造が何か書く。しかも月1回×18か月。毎月締め切りがありますから、それも大きなプレッシャーでした。サザエさんの伊佐坂先生が唸る気持ちも理解できます。毎月毎月、頭捻りまくって、無い知恵を絞りだしていました。コミュニケーション、リーダーシップ、英語、国際交流等、比較的多くの人が興味をそそるであろうトピックで、それこそ「ふらりと手を動かして」書いてきた・・・つもりです。それはもう、つれづれなるままに。プロの書き手の方から見れば、間違いなく拙文だったと思います。

しかし、ありがたいことに、「新聞を読んで、このクラブの見学をしたいと思いました」と言ってくださり、トーストマスターズクラブの仲間になってくださった方もおられます。これは私にとって大きな自信になりました。

新聞コラム「潮流」の執筆期間が終わり、月1回のプレッシャーからの解放と同時に、気づいたことがありました。それは、「まだまだ私には書きたいことがある。全然書き足りない」ということです。素直にそんな気持ちが湧いてきたことに、自分でも驚きました。

「書く」という経験を重ねて、もっとうまく書く・別の視点で書く・心に響くように書くということに、私は実は結構貪欲だったようです。そういう自分の知らなかった一面というのは、何かルーチンだったことが無くなってから、はじめて気づかされるのかもしれません。

だから、地元新聞よりももっと広いnoteというフィールドで、コラム執筆を続けていこうと思います。(もちろん月1回、もしくはそれ以上のペースで!)

考えているのは
・トーストマスターズネタ(新聞コラムの続編のつもり。全部無料公開)
・HSPネタ
・サイエンスネタ
あたりです。

私の初投稿、最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。



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