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一生懸命走るな

以前の記事で、「速く走るのに、速く走ろうとしない」と書いたことがあります。みなさんの宿題や走りのSNSへの投稿をいつも拝見し、気になることなどがあり、今回は書いていこうと思います。

 「腕振りが小さいですか」「脚はもっと上げた方がいいですか」「ピッチを速くしました」「ストライドを大きくしました」などなど、きっと皆さんもどこかで見かけたり、聞いたことがあるコメントではないですか?もしくは、自分もそう思ってる方もいませんか?

 走りの学校でなくても、学校の先生やチームのコーチ、お父さんやお母さんが、もっと腕をふりなさい!脚を高く上げなさい!と言ってるのも見たことがありますよね。

 速く走れる人は、こうしたことができているから、それを見た方々も誰かに伝えるとき、そのイメージを体現して欲しくて言っちゃうんですよね。そこに段階的アプローチがあることは、走りの学校の皆さんは既にご存じです。

 話を最初に戻して、「速く走るのに、速く走ろうとしない」。
腕振りが強く大きい、脚が高く上がっている、ピッチが速い、ストライドが大きい、こうしたポイントを力いっぱい自力で起こしてはダメなんです。これだと速く走れないんです。「力を出す」ではなく、「力が出る」。「速度を出す」ではなく、「速度が出る」。これに尽きます。

 これが、「速く走るのに、速く走ろうとしない」。
そんな感覚わかりません!!と思った方もいますよね 笑 技術か感覚かといういと感覚ですが、これも掴めるようになります。
 力のONとOFF

出し惜しみして次週へ続く。 笑

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