ただいま投稿中

人の子供の写真を見ることほどうんざりすることはない。かわいいだろ~といわんばかりの雰囲気に対して、いやーかわいいお子さんですね、と一応は言いますけど、二度目がないことを祈るばかりです。
最近は自撮り、あるいはセルフィーがまだまだ流行っておりまして、目的地に出かけて写真を撮る、あるいはビデオカメラを回すんですね。
ま、記念的に写真を撮る習慣は今に始まったことではないんです。旅行に行って、景色のよい場所や何か特別な風景を撮影することは昔からされてました。
ただ、最近の傾向は、背景の前に撮影者の顔が映される。そこに行ったという証明の意味があるんでしょうか。その顔さえなければいい写真なのに、と感じたことも一度や二度ではありません。
しかし、訪問客を受け入れる観光地としては、セルフィーは歓迎しているのではないか。というのは、そこを訪れる限り、交通費、飲食代、物品購入費、宿泊料金、入園あるいは入場料など、さまざまな売り上げが計上される。
ですから、最近は、セルフィー様仕様とまでは言わないが、かなりセルフィーを意識した商売が行われているかもしれません。経営の方針として、セルフィー客を無視できない時代になっている。

米カリフォルニア州のロングビーチにあるイベント会場で長さ80フィート(約24メートル)のリボンが設置される。クリスマスのイベントのために製作され、飾られるものであります。
地元の観光団体などがスポンサーとなり、関係者は「究極のセルフィー体験」と語っているようだ。

ただ、感じるのは、観光地を訪れ、写真を撮ってさっさと帰るというのはどうかなと。どの土地にも文化と歴史があり、名物、名産品、気候、人柄、いろんな魅力があるはずなんです。それらに親しむことなく、セルフィーして終わり、というのはもったいないなあ。


世界では、家族写真が身分証明に準ずるような地域もあるらしく、海外旅行をするときは家族写真を携帯しておくべきだという話を聞いたことがあります。ただ、そのときに自分の子供の写真を押し付けないようにしたいですね。今日の投稿は以上でございます。ありがとう。

#COMEMO #NIKKEI

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