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2020年9月12日J3リーグ第15節カターレ富山対ガンバ大阪U23DAZN観戦の感想

トップチームはミッドウィークの柏レイソル戦で、惨敗と言うよりは完敗と言った方が良いくらいの、かえって気持ちいいくらいの見事な負けっぷりでした。トップチームもU23もなかなか勝ち続ける、というのが出来ません。

その観戦記でも書きましたが、

2試合トップに呼ばれている川﨑だけではなく、最前線のボックス内で得点能力の高い唐山も呼んだ方がいい、と思っていましたら、今日のU23チームには唐山・川﨑・塚元のルーキートリオがいません。

その3人とも明日のトップチームでメンバー入りまでするかは分かりませんが、何とか変えないといけないという意識は宮本監督も他のメンバーも強いでしょう。

さて、そのために今日のU23の試合は前線が様変わりしました。伊勢・菅野・村上と二種登録の選手が先発です。このメンバーでは芝本・白井が攻撃の中心となって組み立てもラストパスもフィニッシュも負担がかかりそうです。また、GKも怪我が多くて二種登録の福本となりました。

最近は、トップもU23も序盤の失点が多すぎるので、慎重というか丁寧に試合に入ってほしいところです。

毎試合メンバーが替わるのが当たり前のようになっていますが、今日は守備も安定していそう、と思っていたら、スルーパスを通されて慌てて戻ってきた山口のクリアがオウンゴールとなってしまいました。あれは触らなかったらその奥にいた富山の選手に決められたでしょうからしょうがないですが、むしろ

16分にはガンバU23の反撃からミドルシュート。

実況によるとパス数やボール支配率がJ3リーグ2位らしいです。攻撃はリーグレベルに比して十分ですが、やはり守備ですかね。失点の多さが勝敗に直結しているような感じです。

18分には富山の戸高に1対1の場面を作られましたが、福本が落ち着いてセーブ。2点目を覚悟しましたが助かりました。

19分にはFW起用の白井に縦パスが通りましたがシュートは枠の外。

ガンバがポゼッション、富山がカウンター・縦パス狙いというのが分かります。攻守共にそれで押されるののなら、守備では相手のスピードを遅らせること、攻撃時には速くフィニッシュまで、という対策になると思います。

富山の最前線にボールが出た時にキープされて、上がってきた選手にすぐに落とされるとピンチになっています。後ろからの選手を捕まえるよりも、最前線でキープされないようにしないと。支配率以前に相手ペースになってしまいます。

29分には芝本がミドルを打つも相手に当たってGKキャッチ。30分には伊勢のミドル。

直後に右サイドからクロスを入れられてシュートを決められるもオフサイド。ああいう狙いはこの30分で5回目くらいでしょうか。高い位置でのサイドの守備が厳しいですね。

パス一発で得点取れる唐山や、ドリブルで突破して決める川﨑がいない以上は、攻撃で個人技に頼れないという問題がありますね。あれ? トップチームも前線の個人技頼みのような・・・。

そんなこんなで結局前半終了。ボール支配率はあってもフィニッシュまではなかなか行けず、むしろ富山の方が決定機も多かったですね。

両チーム交代無しで後半開始。

50分には左サイドからのクロスから、中央でのヘディングシュートを続けて放ち、続けて惜しい場面がありましたが決めきれず。今日一番の決定機でした。


58分には高い位置でボールを奪えて芝本のシュートは惜しくも右に外れました。

後半は前半よりもフィニッシュを意識できているようです。こういう良い流れの時にしっかり得点出来ないと、後でやられてしまうのですが。

その後はボールは持てても最前線にまでは運べず、飲水タイム直前に村上がシュートは打てましたが大きく外れました。

なんとなくは良いけれどなんとなく良くないといった、曖昧な印象になってしまいますが、どうもピリッとしない感じもします。

78分〜80分の連続攻撃でもシュートまでは行けず。

流れを変えたり戦術的な交代が出来ないメンバー編成なので、このまま攻めるしかありません。

84分の伊勢のミドルも左に外れます。直後に村上→永川の交代で前線に変化が出るか。

富山は完全に守り切るスタイルになっていますが、ガンバもシュートまでなかなか行けません。

結局そのまま試合終了。

トップもU23も結構多い負けパターンというか、早い時間帯で失点して苦しむ試合展開でした。

さて明日はトップチームがホームで湘南ベルマーレ戦です。唐山・川﨑・塚元のルーキートリオのうち何人試合に出るか楽しみです。もちろん出ようが出まいが勝ってくれたらいいのですが。

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