2024年5月15日J1リーグ第14節東京ヴェルディ対ガンバ大阪DAZN観戦の感想
なんか変なタイミングでの平日開催なんだな、と思っていたら、今日はJリーグの日ということでの水曜開催のようです。もう31年前のあの試合を見ていた人は、最低でもアラフォーなわけで、Jリーグ観客の高齢化は問題視されていますが、どこまで興奮と情熱をJリーグがコンテンツとして一般人にもたらせるかが、今一番の課題でしょうか。
今日のガンバのスタメンはネタ・ラヴィが久し振りに戻りました。ウェルトンはやはりコンディションの問題でメンバー入りならず。左ウイングには食野が入りました。控えにもジェバリがこちらも久し振りに復帰です。
開始直後からヴェルディが結構前に仕掛けてきて、ガンバがカウンターで機を窺う展開です。
ガンバもチャンスはありながらシュートまでは持ち込めず、逆にヴェルディには何本もシュートを打たれて持ちこたえる状況が続きます。
前半25分にはコーナーキックからガンバゴール前で混戦になり危うい場面がありましたがなんとか一森がキャッチ。
ヴェルディはここ数試合負け無しで調子が良いことは試合を通じても分かります。城福監督の対策にどこまで適応して盛り返していけるのかが今日のガンバの課題です。
ここ2試合はあんまり出番はなかった一森の出番が多いですね。中谷も同様に危険なシーンでのクリアが続きます。ちょっとこれが90分続くのは厳しいので、なんとかしてほしいところです。
ガンバは押されながらも前半は0-0で終わりました。終了間際に宇佐美が受けたファウルで得たフリーキックを本人が蹴って外れたのが唯一のシュートで、内容的には悪く、無失点だったのは助かりました。
ただ、選手を替えるだけでガラッと変わるようには思えず、ちょっと戦い方も変更しないと後半も厳しいままでしょう。
ハーフタイムの来賓席に、ラモス瑠偉と松木安太郎が別々のボックスにいるのが映されていましたが、別々なのがなんか生々しかったですねえ。
後半動いてきたのがヴェルディで意外でしたが、実況解説によると毎度のことだそうです。ガンバは選手交代無しなのは予想通り。
55分にガンバはコーナーキックから岸本がヘディングシュートを放つも枠の外。こういう時にはセットプレーでの得点に頼りたいものです。
63分、ヴェルディの交代と同時にネタ・ラヴィと食野を下げて倉田とダワンが入りました。ここ数試合の倉田の調子とダワンの献身性を考えると、この後の方がガンバの内容はよくなるはず。
66分にガンバのフリーキックからヴェルディのハンドか?と思われたシーンもありましたがノーファウル。前節結構やばめのガンバ側のハンドがノーファウルになったので、その引き換えと思っておきましょう。
少し良くなりましたがまだ劣勢のガンバは75分に宇佐美と岸本を下げてジェバリと山下を投入。
時間が進んでオープンな展開になってきたらチャンスも出てくるかと思いましたが、ヴェルディの強度が落ちず、そういう展開にはなかなかなりません。
83分には森田にミドルシュートを打たれるも一森がこぼしながらなんとかキャッチ。ずっとこういう展開では厳しいと前半に思いましたが、後半も結局あまり変わらずボールを持たれ、カウンターのチャンスもあまり無いままです。
86分には山下の折り返しに倉田がシュートも相手のブロックに遭いゴールならず。
91分には相手のハンドで得たFKを鈴木徳真が蹴るも誰も合わず。
ヴェルディの終了間際は怖いですが、何事も無く終えて0-0と痛み分け。試合内容、チャンスの数だけで言えばヴェルディの方が良かったでしょう。ただ、決定的なピンチというのもほぼ無く、ガンバの守備も中谷を中心に安定していることが明らかです。
ガンバは3試合連続の無失点。リーグ最少失点かつ最少得点は変わらず。
後は攻撃ですね。今日に関してはストライカーの問題とも言えないでしょう。チャンス自体が少なく、その前の段階にも課題があります。
次節は日曜、ホームで川崎フロンターレとの試合です。川崎は今日、鳥栖相手に大敗していましたが、さすがに気合を入れ直してくるはず。
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