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【経験談】アイスホッケーを体育会系で16年間経験した人の起業と、エクイティファイナンス(資金調達)について


誰に向けたnoteか?

特にこんな人(同志)に読んでもらえたらと思っています。

・これから起業しようと思っているアスリートや元アスリート
・起業済みで資金調達をして大きく事業を成長させようと思っている起業家

資金調達の経験を語るにあたっての前提

弊社は、創業から10年以上経過しており、ピボットも経験しながらスタートアップモデルではなく、時間をかけて少しずつでも成長してきた少しばかりの事業経験がある会社です。

私についてや会社については、よろしければ以下をご覧ください。

そんな弊社がスタートアップモデルに転換しようと決断しました。

何故、スタートアップモデルに転換したか?

生意気なコメントに感じてしまうかもしれませんが、一言でいうと
もっと多くの顧客を救いたいと思ったからです。
積み重ねてきた既存の事業モデルでも、顧客のお役に立つという観点で見れば会社として価値は提供できていたかもしれませんが、私が実現したい未来を実現するためにはこのままではいけない。もっと多くの顧客のためになる仕組みを作らないといけないと思い、スタートアップモデルに転換しようと決断しました。
本格的なエクイティファイナンスに向けた経験はここから始まります。

起業の醍醐味

私の考えは語弊を恐れずに言えば、初めてでも後発でもジャイアントキリングを起こせる可能性が多々ある。ということだと思っています。これはすごいことです。

私は、アイスホッケーというスポーツを小学1年から大卒まで16年間経験しました。
そのため、多くのことをスポーツに例えて考えることが多いのですが、
スポーツで成功(プロになる。が成功とするなら)するには、例えばアイスホッケーであれば、そもそもスケートを上手に滑ることができないといけないですし、生まれ持った素質(身長など、自身では変えることが難しい要素)も大きく関係することも多く、体力的な理由から、現役でいられる時間もビジネスマンよりは限られています。

一方、起業(ビジネス)は極論ですが年齢も先に成功しているかも関係ありません。起業1回目に成功した人は2回目の成功確度は高まるとは思いますが、成功した時の時代から年月が経っていることも多いため、次に成功するかは誰にもわかりません。

つまり、起業する事業領域・市場規模・タイミング・運で一気に諸先輩たちと肩を並べたりすることもできます。(何より顧客や世の中に価値を提供しているとことが大切)

スポーツは、ある一定レベルまでは基礎競技力が求められますが、起業は極端に自分が苦手な作業があっても、それを補える仲間やチームを作れさえできれば、スケートを無理やり上手になる必要はありません。
そして、年齢幅に関係なくチームメートを仲間に加えることも可能です。
今は、本人の考え・行動次第で、小学生や高齢の方でも起業したり世界中に点在してる人たちに働く場所に関係なく仲間になってもらえる時代です。

伝えたいこと

全てを血肉化して成長し結果を残すしかない。
これに尽きると思います。

良し悪しではなく、エンジェル投資家・VCの皆さんは、それぞの経験値や立場・価値観などを基に様々な意見を伝えてくれます。

これは、自社の事業を成長させたり、自身の理解度を深めたりするにあたって本当にありがたいと思う一方、時に起業家を悩ませることもあります。

例えば私の経験でいうと、こんなコメントをいただいた経験があります。
・君(CEO)には向いていない・能力がない
・市場規模が小さい
・スケールする未来が見えない

これは、起業家として頑張っていこうと思っている心をへし折ってしまうかもしれないほど、不安にもなるコメントです。
でも、ある意味見る人によっては正しいとも思いますので、私は「ブレない心」を持ちながらも、立ち止まってしっかり受け止める懐も持つべきだと思っています。

なぜなら、自分(起業家)が思っているよりもはるかに、事業を理解してもらうには投資家への説明力が必要だし、投資家は多くの失敗例と成功例をうんざりするほど見ていると思うからです。
相手が理解している前提で、話をしてしまうことってよくあると思っています。

支えになった言葉

芯をぶらさずに信念をもって取り組んできた事業でも、様々なことを言われたり、ときに不安に駆られることも多いですが、たまたま見たyoutubueなどでいいなと思ったコメントを拝見したので自身のためにもここに残しておきます。

・視点を上げる、俯瞰してみる
・中長期で見て「それ」が普及するか?
・普及すると思うなら、それまでの細かいことは柔軟に変化・対応する
・事業計画も変わることは恐れない
・議論するより、アドバイスをもらうつもりで質問する。
・上記を考えをもとにブレないこと、変化することを判断する。

最後に

特に起業したばかりや、新しいチャレンジをしたタイミングでは、足りていないことばかりだと思います。それについて、色んなことを言われることもあります。でも大丈夫です。

私が経験したように、応援いただける方が見つかるはずです。
競技が上手くなっていたように、沢山練習してアップデートを重ねていきましょう。

それこそスポーツと同じように、悔しい思いをしてもスケートが少しずつ上手になっていった経験、初めて上位に入賞するなど結果を出せた成功体験の積み重ねが「ぶれない」自分を作っていく要素になると思っています。

スポーツを一生懸命頑張った人は、ビジネスでも大きな成果を出せる人材がたくさんいると信じています。
読んでくださったみなさん、ぜひ一緒に頑張りましょう!

読んでいただき、ありがとうございました。


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