天界のノーギャラ合戦。

すんげぇ今更なんですけど、川谷絵音が作ったさらば青春の光の単独ライブの曲がいいなぁっていう話です。

8/15の深夜にこんな番組がひっそり放送されていたのですが、

一応のこの番組は川谷絵音のソロプロジェクト「独特な人」の特集番組で(なんでチケット売り切れてるのにわざわざやったのかわからないけど)
この「独特な人」は過去3回公演されており、私も1回目から存在は知っていたのだが、チケットが全然取れず、今回の4回目の公演で初めてチケットを入手できた。無事に開催されることを祈るしかない状態なのだが。。
で、「独特な人」に過去2回出演し、今回の4回目も出演するさらばの森田さんがラジオにゲストで呼ばれていた。

絵音さんと森田さんといえば、高度なノーギャラ合戦を繰り広げている仲で、さらばがゲスの極み乙女。等絵音さんがやってるバンドのライブにノーギャラで出たり、森田さんが独特な人にノーギャラで出演したり脚本書いたり、逆に絵音さんはノーギャラでさらば青春の光の単独ライブ(大三元・四季折々)で使用する楽曲をノーギャラで(しかも権利はさらば持ち)提供している。(ワーナーは怒っていい笑)
そんな、さらばの単独の曲が、今回のラジオでとうとうメディアで初披露になった。
大三元はさらばのYoutubeで一部が聞けるのだが、

特に四季折々はまだ円盤化してないので、ライブに行ったか、もしくはオンラインで見た人以外は本当に初披露だったと思う。そしてCD化の予定もないので、ある意味永久保存版ラジオだった。

大三元はテーマ曲として1曲。(ちなみにEDはさらばの2人がこの曲を歌って東ブクロが爆死する音源に仕上がってた)
最初「大三元」と3回言い、曲が展開する。ギターリフがなんとも川谷絵音らしい。その後の「大三元で駆逐?する真剣な眼差しで突き詰める 屈託ない笑い事の妙予定よりバズる夢の様」のところのドラムがなんか面白い動きしててよい。
その次「あり寄りのありに盛りがついた蟻の様に働く僕らついた 今日だけは熱意が美談尊厳の上を行く青春」って言ってるのかな・・・尊厳の上をいく青春ってらしくて好き。
そしてサビに当たるところ
「あなたの宵は大三元 今日だけはさらば日常 
夢見るようなララバイ 読み聞かせしてあげる」
この歌詞持ってこられてワクワクしない訳ないよなぁ。単独ライブのOPで。

四季折々はOPとEDがあり、
もともとEDだけを作ってたのだが、しっとりしすぎたかなと、コロ助の影響で1年延期になったその期間にOPを作ってきたらしい…倍返ししないと申し訳ないなこれは
OPは疾走感あって、大三元は若干哀愁があったけど、こっちは本当に疾走感がすごい。あ、ライブ始まるなって感じ。映像は四季折々の景色をさらばが歩く映像だった。
最初の歌詞で「マスク」や「予防線」とかあるので、この1年延期になった期間に書いたんだろうなという感じが出ている。「でも俺は行くぜ、春夏秋冬跨くぜ」というなんだろうさらばらしさ的なのが出てるというのも良い。
その後ドコドコ音が鳴ってる箇所にたどり着き、そこでは曲に合わせてさらばの2人の個別で紹介する映像で何枚も写真が切り替わる映像。ここで「バイバイ皆の衆」と、かっこよく見えますわな。
その後いわゆるサビ?「アイムオーライオーライ」とここがかなりキャッチーで、ライブ行った人はここだけ覚えてる人多かったはず。
その後またドコドコ音と共に「笑えよ皆の衆…」となって「四季折々ぃぃぃぃぃぃ!!!」とシャウトが入って曲終了。この曲の、ほんとにワクワク感がたまらなく良かった。客もさらばも1年間お預けくらってるので、これくらいの勢いがあって良かった。
そして四季折々ED、元々OP…というか大三元の時のように「四季折々のテーマ」とかになったのかもしれない。こちらのしっとり感は川谷絵音がかいたエモい曲って感じ。課長のベースが冴え渡る。個人的にはピアノとベースが目立つこっちの方が好きだった。ゲスっぽくて。
歌詞は
Aメロ「誰か楽しいふり 僕ら愛しいふり それは巣立ての鳥 青い春はどこに」
Bメロ「四季は移るたびにはにかんで踊る それを見て見ぬふりしないだけで 広がる青春はある」
サビ?「外れた予報も愛せるくらい笑えたらあなたの四季も巡る季節外れもいいかねさよなら笑えぬ明星」
が2回ずつ歌われる。
今考えたら「さらば青春」をポイントに歌詞作ってるんだな毎回とか思った。サビのメロディがほんと川谷絵音のバラードって感じで良かった。
ただこれOPだったらOPのテイスト全然違ったろうなぁと(着物とか着てそう…それはそれで見たいな…)思うのでEDに落ち着いてくれてよかった。桜吹雪とか流れてそう。

さらばのここ最近の単独は
会心の一撃
真っ二つ
大三元
四季折々
ときているので、次は五がつく様です。
絵音さん曰く、大三元も四季折々も語感が良くて作りやすかったらしいので、語感がいい熟語を期待。また名曲が生まれる予感。