見出し画像

弱みは隠すものではない。受け入れるものだ【感想:ざんねんな偉人伝】

何のために弱みを隠すのでしょうか?

あなたは完璧ではないし、周りの人も完璧ではありません。誰しもが弱みを持っているものです。

過去の偉人達もあなたと同じです。誰しもが苦手なことがあり、弱みがありました。

周りの人は完璧で優秀に見えがちです。しかし、実は偉人と呼ばれる人たちでさえ問題を抱えていました。人と違う悩みに苦しんでいるのは、あなただけではないのです。

今回は、そんな偉人たちの失敗について書かれた本を紹介します。偉人達も弱みや悩みがあり、そういった部分を受け入れて自分の得意分野で勝負しました。

あなたも得意なことがあると思います。苦手分野ではなく、得意な部分に注目してやれば、周りの人に誇れる部分が見つかるんじゃないかなと思います。

【感想】ざんねんな偉人伝

金遣いの荒い野口英世からプライドの高すぎるニュートンまで、国内外の偉人のエピソードが伺えます。孤独を感じる天才は多く、数々の偉人が人間関係でトラブルや悩みを抱えています。これは頭が良すぎることによって、周りと知性が合わないから起こることなのかもしれません。

ただ、偉人全員が孤独であったわけではありません。偉人のすごさを見抜いた友人が惚れ込むこともしばしばあり、理解者のいた人もいます。ただし、そういった偉人は別の悩みを持っているものです。

本書の良さとして、偉人の悩みを知ることで、同じ人間であることを感じられます。誰しも欠点はあります。その欠点を受け入れて何に取り組むかが大事なのです。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?