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SIGMA18-50mm F2.8 DC DN とFUJI機の相性をテストした結果

SIGMAの神レンズ、SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|ContemporaryがFUJIFILMに対応ということでちょっとした祭りになってました。
これSONY用にはすでに一年前に出ていてすごい評価高かったんですよね。


このレンズ、290gの軽さで換算27mmから75mmをカバーしつつ、シャープでオートフォーカスも強いとなれば、フィルムシミュレーションがあるFUJI機にこそ良いのでは?と思い早速購入。


iPhoneで撮影。XS10にはXF35f1.4が似合うけど、これもシャープでいいですね。

愛用してるXS10に装着しても合計755g!で小さくてかばんに入れっぱなしで気にならないので一日スナップを撮ってみました。

FUJI機なので全部JPG撮って出し。現像してないです。


お散歩スナップ作例

カフェ店内で撮影。広角は18mm(35mm換算27mm)からあるので室内撮りにも全然使える
同じ位置から望遠側50mm(換算75mm)
夜の池袋を撮影。フィルムシミュレーションPRO Neg.Hiで撮影したため、かなりコントラストが上がるけど、黒つぶれの中に、残したいところはちゃんと残ってくれる印象
夜の黒いタクシーって良いですよね
西武のショーウィンドウを撮影。赤い色の艶めかしさとマネキンの無機質さが出てますね
SIGMAらしいとってもシャープな写りなので開放しっぱなしで使えます


月のおぼろげな雰囲気と、朽ちた建物の感じがいいですね
ぱきっとしたSIGMAらしい写りなので蛍光灯の光が魅力的に感じました
地面のアスファルトの粒の質感までちゃんと再現されてますね

現代的なシャープな写りとFUJIのエモさの相性が良すぎる

SIGMAレンズは以前、SONY用の16mmf1.4を使っていて、その頃からすごい都会的でシャープな写りのレンズだなあと思ってましたが、今回もその特徴がバッチリ出てますね。

ただ、SONYで使ってる時より人間味というか風情が感じられるのはFUJIの色味が加わることで新しい表情が生まれているからだと思います。

手ブレ補正を犠牲にすることで小型にした持ち運びやすいこのレンズと、小型なのにも関わらず手ブレ補正に定評のあるXS10との組み合わせは唯一無二かもしれません。

殆どの人にとって、散歩や旅行レンズはこれ一本で十分じゃないかなと思います。合わせる組み合わせとしては、作品ぽいのを撮りたい時に神レンズXF35mmf1.4を持っていったり、超広角で軽いSAMYANG12mm f2.0 AFを持っていったりしようかなと思ってます。
あと望遠がほしいときには軽くて結構良い写りのXC50-230とか。

このSIGMAの新作を中心にしてほぼほぼXマウントのレンズ構成が決まった感じがしました。こいつは、、あなたをレンズ沼から救ってくれる救世主かも。笑

現場からは以上です。


デザイナーの市角と申します。デザインしたり映像作ったりしながら、大学准教授としてデザイン思考について教えてみたり、デザインとビジネスに関するワークショプを企業や自治体で行っています。


毎週木曜日は、#デザイナーの頭の中  シリーズを書いています。興味があったら読んでみてね。



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