42Tokyoで、中間試験のような「Exam」を受けてきました
昨日、42Tokyoの中間試験のような「Exam」を受けてきました。
そもそも42Tokyoではカリキュラムがないので、1回生、2回生というわけ方ではなく、おおきく分けて「ファースト・サークル」と「セカンド・サークル」のように分かれています。
入学した学生がまず取り組むのが「ファースト・サークル」で、「ファースト・サークル」をクリアすると「セカンド・サークル」に進むことができます。
「ファースト・サークル」は別名「コモン・コア」と呼ばれており、すべての学生がほぼ同じ課題にとりくみます。
(「ほぼ」といったのは、いくつかの課題は、2,3の選択肢のなかから一つを選ぶことができるからです。)
「ファースト・サークル」で学ぶプログラミング言語も、C言語とC++言語が中心となります。
「セカンド・サークル」では、それぞれの興味にしたがって、AIやデザインといったような専門分野に分かれていきます。
また、「セカンド・サークル」に入ると、他の国の42の学校にトランスファーすることも可能です。
「Exam」の話にもどると、「ファースト・サークル」のなかで定期的に「Exam」を受けなければならず、全部で5つほどあります。
「Exam」は必ず合格しなければならず、合格しなければ次の「Exam」に進むことができません。
ぼくが昨日うけた「Exam」は、4つ目のExamです。
いままでは毎週火曜日の16時からだったのですが、いつのまにか15時スタートに変更されていました。
ですので、いつもよりもすこし早くに家を出発。
持ち物の「入館証」は、校舎にはいるのに必須なので、持ち忘れていないか2度ほど確認しました。
校舎についたのが試験開始の13分ほど前。
試験官のようなスタッフの方がいたので、その人に、自分の席に案内してもらいました。
試験開始までは目をつぶって深呼吸。
あと、イスに座りながら足をのばしたり、首を回したりと体操をしました。
試験開始が近づくにつれて、「Exam」を受験する学生がどんどん集まってきました。
一緒に「Exam」を受けた学生はおよそ10名ほど。
そして、15時になり、「Exam」がスタートしました。
まずは「Exam」用のアカウントでログイン。
そのあと、examshellというプログラムを立ち上げます。
そしてここで問題が。
examshellを立ち上げるのに自分の42のパスワードが必要となるのですが、そのパスワードは、「Exam」を申し込んだときのパスワードでなければいけないとのこと。
「Exam」を申し込んだのは3週間ほどまえで、パスワードは先週、新しいものに変えたばかりでした。
何度か試しましたが、前のパスワードを覚えておらず、あきらめて試験官に相談。
自分のiPhoneにおそらく昔のパスワードが保存されているから、見てもいいかどうかを聞きました。
事情を分かってくれたようで、試験官にうながされて、席をはなれたところで、自分のiPhoneを確認。
席を離れなければいけないのは、カンニング防止のためだと思います。
無事に前のパスワードを見つけ、それを紙に書き、席に戻りました。
そして、以前のパスワードを入力。
しかし、残念なことにまたはじかれてしまいました。
結論からいうと、以前使っていたパスワードはいくつかあり、メモしたパスワードは、3週間前につかっていたものとは違ったパスワードでした。
パスワードの候補がいくつかあったので、最初からすべてをメモしておけばよかったと後悔しました。
ぼくの記憶が正しければ、Exam開始から10分以内にexamshellを起動させなければ、自動的に失格というルールだったと思います。
なので、すこし焦っており、パスワードをひとつだけしかメモしていませんでした。
もういちど試験官に事情を説明し、再度席をはなれて、iPhoneで確認することに。
そして別のパスワードを紙に書き出し、席にもどりました。
さっそくそのパスワードを入力すると、examshellを無事に起動することができました。
examshellを起動することで、自分が受けるExamの課題をダウンロードすることができます。
課題に取り組む前に、エディターであるvimの設定を、以下のように簡単にすませました。
set nu
set tabstop=2
set visualbell
syntax on
set virtualedit=onemore
そしてさっそく課題にとりくむことに。
ぼくが取り組んだのはC++の課題で、大きく分けて3つの小問で構成されており、時間がかなりかかるので、パスワードの件で時間をムダにしたことが痛かったです。
Examでは、課題が完成したら、システムのなかで課題を提出し、採点を要求します。
すると数分後には結果がかえってきて、すぐに合否を確認することができます。
1つめの課題は15:30には終了。
ですので、20分程度かかりました。
2つめの課題は苦戦し、最初の提出ではミスがあったので、はじかれてしまいましたが、2度目の提出でクリアしました。
「const」が必要なのに、記載されていない箇所があったので、そこを修正すると合格できました。
この時点で16:30分なので、1時間ほどかかりました。
3つめの課題は、最低でも1時間あれば大丈夫という計算をしていたので、のこり1時間半もあり、時間に余裕がありました。
そして3つめの課題は一発合格。
17:30にExamを終了することができました。
無事Examに合格できたので、すがすがしい気持ちで、校舎をあとにすることができました。
今回うけた「Exam」は4つ目だったので、残りはあと1つの「Exam」を残すだけになり感慨ぶかいです。
2021年の10月に42Tokyoに入学して、すでに1年8か月の年月がたちました。
時が過ぎるのはあっという間で、自分の成長をあまり感じていないので少し焦りはじめましたが、とにかく「楽しむ」スタンスを忘れずに、「ファースト・サークル」クリアを目指そうと思います。
サポートいただけたら梅酒を買います。飲むと筆が進みます。