発達段階(5)
4,幼童期
3歳から7歳までを幼童期としています。
また学齢前期とも呼ばれます。
この時期は体格の迅速な発育から、神経・精神の迅速な発育に変わり始め、聖人と密接に接触することによって、理解と模倣能力を強め、言語も徐々に豊かになり、同時に多くの抽象概念、例えば数字、時間などを学び、修得します。
但し、周囲の新鮮な物事への好奇心も大きくなり、何にでも疑問を持つようになりますので、危険を知らない事によって思いも寄らない事が起こりやすい時期でもあります。
その為、中毒や転倒による怪我などには注意が必要な時期となります。
この時期に免疫力が比較的増強され、肺・脾の発病率は低下します。
5.児童期
7歳から12歳mでを児童期または学齢期としています。
この時期は大脳の形態的な発育が成人レベルにまで達し、総合分析能力、体力は幼童期よりも成長しています。
複雑な学校や社会環境に適応できるようになります。
水腫や哮喘(呼吸問題)等が多く見られるようになりますが、これは飲食の過不足、大脳の発達過程でのバランスが原因となる為、運動量の増加によって解決できる可能性があります。