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輪廻、ホテル共用スペースにて

何やら昨年の今頃ブログを始めたらしく、1周年バッチなるものをいただいたわけだが、月日が経つのは相変わらず早い。17歳だか何歳かで時間感覚において人生の半分を過ぎ、月日の流れが急速に早くなっていく、と聞いた記憶があるがまさしくそれで、大学1年生の時から決まっており、漠然としていた実習なり就活インターンなりが段々と始まっている。結局俺たちは何者になるのだろう。
漠然とした夢を拵え、掲げる者、人生に目標がなく、ただ生活を営むために興味の少ない職に就こうとする者、またその狭間にたち、自身の生活に芯を持つことができず、その一閃を生きる者。人生にせよ、その日を生きるにせよ大なり小なり計画が必要であり、その中には少なからずその何者かの影響や恩恵があることについて最近はよく考える。それは正のベクトルにしても、その逆にしても同じで。
僕の大好きな人間にも、こんなやついなくなってしまえばいいのにと思う人がいて、僕の剃りが合わねぇなァと思う人間にも帰りを待つ人が、生きていてほしいと思ってくれる人がいて。タイトルの通り、人間とは何かしらの輪廻の中に属すのでしょう。どんなに偉い人にも、愚かな若気の至りに縋った時間が存在していたり、誰もが子どもからスタートし、何かのたびに褒められ、ブチ切れられ、を絶対一度は経験していると考えたら、偉い人もただ相対評価で偉く見られているだけなのか?と考えたりもする。いろいろと考えても現実が変わるわけではないのに、まるで夢占いを調べるかのように漠然と脳裏をよぎる時がある。まぁ焦ってしまったっていいことはないのだけれど。さらに言うと焦っている自覚も大してないのだけれど。
焦るといったらバンドの件が思い出される。やばい!また締め切りが近い!!
というのもあでりペンギンに関してはほぼ全曲(あやめ以外)僕が作詞作曲しているので、僕が歌詞を書いて弾き語り形式でピロピロしたデモのデモ、みたいなやつがなければ話が進まないのが現状。メンバーには大変申し訳ない。こんな文章カタカタしている場合じゃないし、博打している場合でもないのに…僕の作詞作曲の方法として、「これ、使えるかも^^」というのをいくつか作り、それを完成させたり、或いは錬成するという手法を取っている。バンドマンの先輩に話したら非合理的だと言われたが、かなり非合理的だなぁと僕自身も思う。只これで今納得できるものに出逢うことができてはいるので、しばらくはこのやり方が僕に合うのだろう。こないだある拍子に友達にMVを見せたのだが、驚くほど「かっこいい」と言ってくれた。誰かが僕の、僕たちの音楽で少しでも感情が動いてくれたことが見える瞬間、この瞬間がたまらなく嬉しい。だから多分もう暫く音楽に縋ると思います。下手くそなりに。
千里の道も一歩から、と言うやつですね。

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