フミダス！フェス2023が始まりました！

　放課後塾ハルでは、中学生が地域を横断してさまざまなプロジェクトに挑戦できる「フミダス！プロジェクト」を年間通して実施しています。
子どもたちが「自分の世界から、そして今の自分から、一歩踏み出すことの大切さや楽しさを感じること」を目指して、このプロジェクトを動かしています。

　そのフミダス！プロジェクトの一つである「フミダス！フェス」が始動しました！今回は、福島県国見町、高知県北川村、山口県美祢市の3つの拠点から、中学生10名が参加し、国見町からは中学1年生が3名、中学2年生が1名の合計4名が、このフェスに挑みます。

「フミダス！フェス2023」とは？

今回は、「Local fes!!」と題して、オンライン上でイベントを開催します！

　今回のイベントでは、中学生が自分たちの地域の魅力を伝えたり、拠点を横断してそれぞれの地域の特色や共通していることをコンテンツにしたりします。

　地域内外の人を巻き込みながら開催することが最終的なゴールになるため、自分の地域について改めて考え、拠点のメンバーと議論を重ねたり、地域を横断して協働したりしながら、プロジェクトを進めていきます。

　そして今回のイベントの子どもたちのMissionは、

　自分の住む地域について考え、魅力を再発見することはもちろん、他の地域と比較しながらそれぞれの良さを見出し、それを自分たちで言葉にして伝えていく。そして、参加してくださった方に、何か1つでも「アクション」を起こしてもらう。

　とても難易度の高いことではありますが、このミッションを達成すべく、これからは拠点チームと地域横断チームに分かれて様々なコンテンツを創り上げていきます！

　今回参加をする10名の中学生たち。参加した理由はさまざまですが、「今の自分から、一歩でも踏み出したい！」という気持ちは同じです。地域や年齢を超えた仲間たちが、ひとつのチームとなって最後まで走り抜けます！

最後に

　国見町では、「農業」をテーマにまちの魅力をオンラインで発信していきます。特に果物の栽培が盛んな国見町ですが、まだまだ農業を通してのまちの魅力がたくさん隠れているはずです。
それを子どもたちと一緒に見つけながら、フェスを作り上げていきます！

　今回、子どもたちは個人としての目標も立てています。
例えば、「自分の意見を表明する」という目標を設定した生徒は、小学生の頃国見町に引っ越し、だんだんとまちに対して愛着が沸いてきました。
その愛着は、国見町の小学校や中学校で経験してきた小さな成功体験の蓄積によるもの。だからこそ、その成功体験が「やってみようかな」という気持ちに繋がり今回の参加を決めてくれました。

　フェスの中でその生徒が目標達成するために、拠点横断を通して今まで関わってきたことのない地域の子どもたちの中で、少しずつ自分の意見を伝えるトライを重ねてほしいと考えています。

　その小さなトライが成功体験となり、2ヶ月後に自分の意見が言えるような状態になっていると、その先もっと自分の「やりたい」を表明し、大人たちを巻き込んでいけるようになると思います。

　「もっと成功体験を積んで、大人を巻き込んでいってほしい」そんな願いをこめながら伴走していきます！

　「自分の世界から、そして今の自分から、一歩踏み出すこと」の大切さを感じ、「一歩踏み出せた！」と胸を張って言えるように、これからチーム一丸となって走り抜けていきます！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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