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食欲増加の副作用がある薬に負けずに無理なく-10キロ達成する食事のススメ

ダイエットは運動より食事を変えた方が痩せます。その理由が2つ。

理由1. カロリー制御がしやすい

食事を改善することで、摂取カロリーを直接コントロールできます。例えば、1日の摂取カロリーを500kcal減らすと、1週間で約0.5kgの体脂肪を減らすことが可能(1ヶ月で2キロ痩せます)です。これに対し、運動だけで500kcalを消費するには、約1時間のランニングや水泳が必要となり、時間と体力を要します。食事の方が調整しやすいため、カロリー管理に優れています。

理由2. 運動の効果は限定的

運動は代謝を高め、体脂肪を減少させる効果があるものの、運動だけではダイエットに時間がかかることが多いです。また、運動後の「報酬」として過食してしまう人も多く、逆効果になる場合があります。そのため、運動よりも食事のコントロールの方が、体重減少には直結しやすい。

上記の理由を踏まえたとしても「ケーキやチキン、スタバのフラペチーノなどなどおいしいご飯は食べたい!」という人も多いですよね。私もそうです。

しかし、何を食べようが収支カロリーでダイエットが成功するか決まります。これは完全に揺るがない事実です。

収支カロリー(エネルギーバランス)とは、体重の増減に関わるカロリーの「収入」と「支出」のバランスを指す概念。具体的には、摂取カロリーと消費カロリーの差のこと。

収支カロリーのバランス

  • プラスの収支カロリー(摂取カロリー > 消費カロリー): 余ったカロリーは体脂肪として蓄積され、体重が増加します。

  • マイナスの収支カロリー(摂取カロリー < 消費カロリー): 体は不足したエネルギーを体脂肪などから補い、体重が減少します。

  • 収支カロリーが均衡(摂取カロリー = 消費カロリー): 体重は維持されます。

つまり、ケーキを食べようがチキンを食べようが1日の摂取カロリーが消費カロリーを下回っていれば息を吸うだけで勝手に痩せていくのです。ごろごろしても痩せます。(健康か不健康的かはさておき)

ありていに言えば、ダイエットがうまくいかない人は

「食べ過ぎ(摂取カロリーが多い)」→ 食事変える
「あんまり食べないけど代謝が低い(消費カロリーが少ない)
」→ 筋トレ

必ずこの2つのどちらか原因です。薬の副作用は食欲増進こそあれど直接太ることはありません。

「ダイエットをがんばっているけど痩せない」と思っている場合であっても意外と「せんべい」をつまんだりしています。(私自身の話ですが、意外とつまんでカロリーとっていました)

何が太りやすい食べ物なのか頭に入れておく

下記画像は糖質量食材一覧ですが、「何が糖質が多いのか」を頭に入れていました。(頭に入れることで「かぼちゃ、ごぼうは意外と糖質が多いから食べる量を減らそう」とコントロールできます。この知識の差がダイエットの成否を決めます。)

【文部科学省「[日本食品標準成分表2020年版(八丁)](https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html)」より抜粋】 ※可食部100gあたりの糖質量を記載

白米は半分にする

ご飯の量を半分にするだけで、摂取カロリーを大幅に減らすことができます。例えば、1杯の白米(150g)は約250キロカロリーですが、これを半分にすると125キロカロリーまで減らせます。簡単に食べる量を減らせるので、ダイエットに取り組みやすいです。


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