雑草で雑草を防ぐ
雑草に悩んでいる毎日ではありますが、
雑草で雑草を防げるそうでして。
雑草を防ぐ方法
雑草を防ぐ方法として、手っ取り早いのは、やはり
農薬
です。大規模農業では農薬を使わざるを得ないし、逆に農薬を使った方がいい場合もあるようなのですが、私は農薬は使わない方針でして。
あくまで無農薬にこだわってやっていこうと思っています。
「安心安全」を届けたいという気持ちの面もありますが、この「安心安全」自体が今後の付加価値になるのではと考えています。
島のように耕作面積が限られているエリアでは大規模農業のスケールメリット(規模拡大によるコストダウン)が見込めません。
そのため、手間をかけてでも、付加価値を見出す必要があるのです。
とはいえ、雑草はやはり厄介者でありまして、、、
雑草マルチ
そんなことを考えているうちに知ったのが、
「雑草マルチ」
というものでした。
マルチングとは畝に何かを被せるということでして、多くの場合黒やグレーのビニールを使うのが一般的です。
こんな感じで。
もちろん私もこのビニールマルチメインでやっていくのですが、マルチの届かない溝や株本の雑草を防ぐ手段がほしいところ。
雑草マルチはそんなときに力を発揮してくれるらしいのです。
※2020年12月追記→ビニールマルチは活用しないことにしました!
刈り取られた雑草をもらう
というわけで、刈り取られた雑草を探しにいきます。
いつもお世話になっている農家さんいわくイネ科の雑草がマルチングには向いているそうで。
これをえっちらほっちらと運びまして、掘り返した土にかぶせておきます。
雑草マルチの効果
そもそもマルチングの主な目的は雑草予防だけでなく、畝の保湿効果を狙うという意味もあるそうで。
特に夏場はキツイ日差しで畝が干からびてしまうことも。
夏の太陽は、水やりなんて何のその。
だからこそ、雑草を被せることで、畝の水分の蒸発を防げるというわけですね。
またどうやら地表の温度の急激な上昇を防ぐ効果もあるらしく、、、、
真夏のカンカン照りの時は、マルチなしだと40度~50度なのに対し、マルチありだと30度~40度程度と、かなり温度の差が出るらしいです。
そして何よりも「緑肥」として、土の栄養分になるそうな。
肥料になるまで時間はかかりますが、その分ゆっくりと長く効果が出るそうです。
雑草が肥料になるんだから、完全無欠の有機栽培ですね!
マルチングしたところ・していないところ
というわけで実際に、雑草マルチをしているところと、していないところの差を見ていただければと思います。
【マルチなし】
【雑草マルチあり】
一目瞭然で、私もとても驚きました。
こんなに差が出るのかと。
というわけで、今、唐辛子「香川本鷹」を植えている畝にも
雑草マルチを敷いてみました。
これで何とか苗がすくすく大きなってほしいなと思う今日この頃です。
ーーー
実はというと、雑草マルチの隙間からすでに唐辛子の芽が顔を出し始めています。
とっても小さな芽。
ただ、毎日見ているせいか、とっても可愛く思えてきました。
なんとかこれからの猛暑や台風にも打ち勝ってほしいものです。
というわけで本日はこれにて!
お読みいただきましてありがとうございました!
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