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他人様のnoteを勝手にお気に入り

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他人様のnoteですが、是非とも色んな方に読んでほしいと思ったものを、勝手にお気に入りします。 (お気に入りさせていただいた方で、もし不都合ございましたら、削除致しますのでお知… もっと読む
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記事一覧

noteにアップするための〈レシピの書き方〉

noteには毎日、たくさんの記事がアップされますが「もっとレシピ記事がアップされてもいいのでは」と思っています。ということで、今回のテーマは「レシピ記事の書き方」です。 レシピの書き方レシピは「おいしさ」を伝える手段の一つ。良いレシピは ものです。反対にわかりにくく、ターゲットや目的が明確ではないため自己満足に終わっているレシピは好ましくないでしょう。レシピを書く前に必要なのは「誰のためのレシピか」を明確にすることです。対象はできるだけ具体的であることが望ましく「都内在住

「誰からリストラするのか」 ─ 圧倒的に多かった答えは。

「あなたは入社15年目の管理職です。あなたには部下が10人います。1人をリストラしなければならない状況になりました。管理職のあなたは、誰からリストラしますか?」 という設問を出し、学生がそれぞれ回答メモを書いたあと、グループディスカッションした。ある女子大での授業の一環。人の能力のあるなしを見極めるのは難しい。だから部下のこれまでの業績を勘案・熟慮して、いちばん業績があがっていない人をリストラせざるを得ないという答えが学生から導かれるだろうと、設問を考えた時に想定していた。

余暇化していた日常が消えた

コロナ禍はいつまで続くのだろうか、みんな不安に思っている。コロナ禍に入って3年目。「コロナ禍後はコロナ禍前に戻らない」とコロナ禍に入った2020年3月にCOMEMOに書いたが、「そんなことない、元に戻るよ」という人が多かったが、今ではコロナ収束後にコロナ前に戻ると考える人の方が珍しい。 1.「昭和の仕事法」の終焉太平洋戦争は1941年12月から始まり、1945年8月に終わった。戦争3年目は日に日に戦況が悪化し生活が厳しくなり、「いつまでつづくのか」という出口の見えないトンネ

トイレは便器だけじゃない。

狭いところが好きじゃない。 狭い場所は好き。でも、狭いところは好きじゃない。 なんというか、こう、内輪ネタばかりで盛り上がってる空間だったり、自分達の考え方以外は受け付けない空間だったり、精神的に狭いところは好きじゃない。 好きじゃないと言うと少し強がりになるかもしれない。自分がそういうところに入り込むのが苦手なだけ。 そんな事を考えていると、狭い場所についても考えるようになった。 一番狭くて落ち着く場所というのはどこだろうか。 うん、やはり、トイレだと思う。

京都の本屋

京都へ旅行へ行った際に書店を何店舗か巡ったのでまとめようと思う。 京都は大学が数多くあり学生が多く、古くから文豪、作家が多く暮らし、訪れた街なので個性的な書店が数多くあった。 ① 誠光社恵文社の店長を2002年から務めてきた堀部篤史さんが独立し、2015年にオープンした本屋。 直取りやリトルプレスが多めだが、しっかりと大手や中小の出版社のものもある書店。 目の届く範囲大きさで、しっかりの棚に手が入っている。 お店のある場所も、近所には「MEMEME COFFEE HOUSE

サービス業にも「お客さまと繋がらない権利」がほしいという話【全文無料】

先日、朝のテレビで「繋がらない権利」というワードを目にしました。 繋がらない権利とは、労働者が勤務時間外には仕事のメールや電話などへの対応を拒否できる権利のこと(ウィキペディアより)。 フランスでは2017年に世界に先駆けて法制化もされています。 この流れは今、世界で広がりつつあるようです。 このことを知ったときにふと思いました。 私たちのようなお客さま商売をしている者たちにも、この「繋がらない権利」があってもいいんじゃないだろうか。 というのも、お客さまとのコミ

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クリティカルな思考とは、「境界的」思考のことである

どうも。ぺりかんです。はじめまして。 馴染み深い。けれどよくわからない「クリティカル」という言葉 今日は、「クリティカル」という言葉をすこし掘り下げてみたい。 クリティカルって、実際どういう意味なの?日本語でいうと何? …考えてみると、意外と、しっくりくる答えが浮かばない。 "クリティカル・シンキング(critical thinking)"、"クリティカルな思考"といった言葉は、書店を少し歩けばすぐに目に入ってくる。ビジネス、経営、資産運用…エトセトラ。クリティカルな思

実家帰省で生活リズムが矯正されるの巻

どうも、ぺりかんです。しばらくご無沙汰しておりました。 この間、マガジン追加やフォローをしていただいたり、記事へのリアクションを多くいただいたりと、みなさんありがとうございます ご無沙汰太郎この1週間は際立って「いいね」等が多かったので、”もしかしてログインが滞ると機械に「noteのモチベーションが保てなくなったのか?」などと判断されて、「いいね」されるよう記事がピックアップされるなどして「いいね」が増えるような機制なのか…?”などと邪推してしまうなどしました(ありえないと

本を仕入れる前に

別冊 本の仕入れ方大全 1 この別冊について 本を売りたい。少しの利益を得るために、定価ではなく、卸値で仕入れて売りたい。とてもシンプルなことなのだけれど、実はこれが、特に新品の本においては、一筋縄ではいかない。  多くの人は、まず「本 仕入」などのワードで、インターネットで検索するだろう。すると、確かに大手の出版取次のサイトも出てくるが、その他一ページ目に出てくる情報のほとんどは「Yahoo! 知恵袋」などのQ&Aサイトで「本の仕入れ方がわからない」などと質問されたもの

「ストーリー」で溢れる飲食店のSNS。このままでいいのか。

SNSやnoteで飲食店のアカウントを覗くと、最近はどこもストーリーを語る投稿で溢れています。 創業のヒストリーとか、仕入れの苦労とか、たしかに読むとどれも面白いです。 うちの店も、語るようなストーリーなんてないと思いきや、気づくとSNSの投稿は思いやヒストリーを主眼に置いたものが多くなっていることに気がつきました。 最近のトレンドですよね「ストーリーを伝えろ!」って。関連するビジネス書もたくさん出ています。 ただ一方でこんな意見もあります。 「料理そのものに関して

「始めたら半分終わったのと同じ」

私には積極性が足りないと思う。頭の中でおもしろいことを考えていても、「そんなの上手くいくわけない」「おかしいんじゃない?」と自分の考えを否定して、結局やらない。 それに、やってみて出来なかった時にどうすればいいか分からないから、やれない。怖い。 だけど、こんな考えだった私に新しい考えをくれた人がいる。私の大好きな人。彼は外国人だけど、普段はそんなこと全然感じない。「あ、そういえば外国人だったな」とたまに思うくらい。 私がやってみたいことを彼に話すと、決まって「いいじゃん

誰かの力になりたい

#もしも叶うなら 3年前まで私は東京で飲食店を経営していました。小さな店だったので、あと1人欲しい!と言う繁忙期は、母が高知から上京してスーパーバイト!これが本当に助かりました。 何年も助けてもらっていたので、改めてお礼がしたくて、店の暇な時間に、 なんか欲しいものない? と聞いてみたら、ない、ない、と返してきます、もう少し突っ込んでみたところ 豪華客船に乗って、ダンスパーティーとかカクテル飲んだりしたい。 わーお!それは予算オーバー! と言うことで流してしまっ

必要のない仕事

ローテーブルの前で片膝を立てて、僕はネタを考えていた。 無音にしたテレビ画面には、津波の映像や、悲しみに暮れる人々が映っている。 東日本大震災から、数日が経った夜だった。 ゴールデンウィークに単独ライブを控えており、そのチケットはすでに発売されていた。 僕はその台本を書かなくてはならなかったが、どうにも集中することができないのだった。 こんなときに、自分はいったい何をやっているんだ? いま「面白いこと」を考えるなど、許されるはずがないだろ——。 いっそテレビを消

便乗するなら金をくれ ― 便乗日本⑤(最終回)

若い研究者たちから「地球温暖化研究の祖父」と呼ばれていたプリンストン大学の真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞した。若くして米国に研究の場を移して、米国籍をとり、研究に研究を重ねて世界で評価され、90歳でノーベル賞をとった。アメリカの若者たちは、真鍋さんに刺激をもらい尊敬している。真鍋さんはアメリカに便乗したが、人並み以上の対価を払うことで、アメリカ人はそれを受け入れている。 1.『日本』に便乗している人「日本はすごい」ということに便乗している人が多い。オリンピックで日本人