大仏

中学校教員。 『学び合い』の考えを核に実践しています。

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最近の記事

取り残されていく

経産省と比較して「保守的」だと思っていた(少なくとも自分は)文科省が、学校のICTの導入状況についてかなり突っ込んだ指摘をしている。 ※説明会のLIVE動画はリンク先参照 文科省のサイトにある、GIGAスクール構想についても、遅ればせながらじっくりと見た。 学校の情報環境整備に関する説明会資料 専門用語も多く、ネットワークなどのことは正直よくわからないが、説明会や資料から文科省の本気度を感じる。 学校は何をやっているんだ、やらない理由を並べて一歩も進んでいないじゃな

    • 自分ができることをやるしかない

      国が、緊急事態宣言を延長しようとしている。9月入学も検討している。 9月入学については、自分は正直疎い。グローバルスタンダードなんだろうけれど、どこか遠い世界の話になってしまう。 この先どうなるかわからない。 皆そうなのだ。先の見えない状況の中でもがいて、答えを出そうとして、失敗したり、あるいは少し成功したり、そういう中で少しずつ前に進んでいる。 上に立つ人間、引っ張る人間だから有能な判断ができるかというとそうではない。なぜなら、誰も正しい方略など持っていないのだから

      • 今、やった方が良いこと

        2月27日の突然の休校要請から明日で二か月になる。 この「普通」ではない二か月、いろいろなことを考え、実行してきた。その中で、「学校ってなんだ?」「学ぶってなんだ?」といことは何度も考えた。 自分がこの2か月を過ごすなかで見えてきた「今、やった方がよいこと」を少し綴ろうと思う。 平時において、主に学校が果たすべき役割は3つあると考えている。 「学び」「つながる」「安心」だ。 ①「学び」の場狭義に言えば教科学習であるが、それだけにとどまらず、新しい価値に触れたり、体験

        • 書き始め

          もともとブログの類は続かないのですが、Twitterでの発信を整頓できなくなったので、こちらにまとめておこうと思います。 大仏です。 日本で中学校の教員をしています。 様々なSNSや書籍で様々な人の考え方を吸収して、「これだ!」と思うものや「これはないな…」というものをたくさん吸収してきました。 ところが、いざ職場で意見を言う場になると、「いろいろな情報は持っているけれど、結局誰かの意見を借りて話しているなあ…」という感覚。 自分の発する言葉に、常に「○○より引用」

        取り残されていく