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信州ダービー ”2ndシーズン” つれづれ

プレミアムの編集長を筆頭に「第2章」という表現をしてるので、あえてちょっと気取って(汗) ”2ndシーズン”とかしてみました。
今年3つのうちの2つめを終えました。
まあ2ndシーズンは今年で終わり、もう当面行われない予定ですけどねっ😁

試合の内容とかはいろいろ考察されてるnoteなども多いので、試合以外のとこを綴ってみます。

行くまではいろいろ心配ごと


これまで先方さんはMax1万人、ここ最近は2~3000人くらいの観客規模。それが急にその4~5倍の“捌き”が出来るのか。19時キックオフ、というのも厳しい条件。駐車場情報なども出る中、正直かなりヤバいんじゃね?って雰囲気が漂ってました。

で、我が家はカミさんが見つけてきたアルピコ「チケットなしバスツアー」に申し込む判断。
これ意外とめっちゃおトクで、基本代金5500円から信州割△2500円で支払う額は3000円。これに観光クーポン2000円と軽食のカツサンド(と言っても結構ボリュームあり)付き。
ほぼ実質500円程度ってことですこれ!

個人的に一番良かった点は駐車場の心配しなくていいこと。到着が開場30分前くらいだったのがマイナスポイントだけど、まあ割り切り。

ただし観光クーポンは当然ツアー当日しか使えず、立ち寄り先は姥捨SAとスタ(グッズ売店で使える)だけ。なので姥捨SAではほぼ全員殺到。
人生で初めて見ました、SA店外に伸びる緑のレジ待機列。
ここってアルピコでやってるんだよね。しっかりしてらっしゃる(笑)

姥捨SA。店外へ長く伸びる緑のレジ待機列
意外にもボリュームある「軽食」カツサンド

スタ到着後

待機列到着後の不安は、果たしてキックオフまでに入場出来るのか?ということ。KO間に合わない人も出るのでは、と個人的には踏んでました。
スタグルも最悪無理と思ってた方が・・と思い、リスクヘッジで姨捨SAで味噌パンまで買っておいたくらい。しかし、その予想は意外なくらいにいい方向であっさり覆されました。

実はワタクシ、開場30分前くらいに待機列に着いたものの、実は並んで伸びてた「アウェイ"指定席"」の列に並び間違えてたという大失態。(列が伸びすぎ2列目が形成されたのかと勝手に勘違いしていた。ああバカ)

入場直前の列のプレ移動が始まった段階で気づいてそこでようやく並びなおし。最後尾は1ヶ月前の長野マラソンでくぐったオリンピックスタジアムの3塁側ゲート近くまで後退しました…

一緒に行ったカミさんからは責められ..(「責めてないよ」と言ってたけど、もはや何言われても責められてる気しかしないくらい凹み😢)。

まあ、でも間違えて前の方にいたおかげで、入場前のリズム隊の”お練り”をいいところで見られてよかった、と思おう(笑)

リズム隊の技をガン見できたひととき

しかし、ほぼ最後尾からどんだけかかるかと覚悟していたものの思いの外スムーズで、1時間弱ほどですんなり入場。たださすがに2席並びは空いてる雰囲気無く、別々に席探し。
まあひと席ならちらほらあるもんで、私はバック寄りの最前列に空きを見つけて着席。この時ピッチではU-15がPにボコられてたけど、プレーを見る余裕もあまりありませんでした。

また、こんな時に空いてるのは出入りしにくい列の真ん中の席。結局スタグルも全く見ずに終わってしまいました。

PA外だけど最前列

試合は0-0のスコアレスドロー。
長野は前週の試合同様にかなり球際は強く来るも、やや引き気味な入り。歩夢のスピード警戒とやや脚が止まり気味になる後半の後半勝負の戦法のようで、前半は山雅が保持しする展開。
ここで点とっておきたかったですね。
後半Pが宮阪政樹投入で盛り返され一進一退も、決定的なヤバイシーンも最小限に抑えて終了。
悔しい。

両者が得たものは


今回、私たちは同地域のライバルへ結果として多くの塩を送った形となったのかな、と感じました。

・入場料、飲食物販売収入といった、直接的な財政面
・多数来場者への対応の経験とノウハウ蓄積
・世間で話題だったので、初めて来てみた人、以前は来ていたが脚が遠のいていた人、を引き寄せた
・その人たちへ、かなりの非日常エンタテイメント空間を提供した
リピーターとなる可能性のある人たちへアピールできた
・マスコミの盛り上がりを含めて、P自身も結構一般への注目度を増した

例えば普段あまり観に行かない人が行ってみようと思うきっかけは、何かの特別感、"とっておき"がある試合が選ばれるものですよね。

「開幕戦」「最終戦」「イニエスタが来る」「ガンバが来る」「カズが来る」…
それは⚽️観戦は年に1~2回くらいででいいかな、って人にとって”とっておき”ですよね。

その”とっておき”をPさんは今回うまく使って、スタジアムを埋めてみせた。

ただ、それは同時に普段の4~5倍の人を捌く必要もあるわけで、大失敗してマイナスのイメージを与えてしまうリスクも多分にあるわけだけど、彼らはその運営に成功したと言っていいんじゃないでしょうか。

特筆はシャトルバス。
実にスムーズに運行出来ていたようで、ものすごい台数が待機していたそうです。
この辺は、同じ運動公園内でのイベント(野球とかマラソンとか)でのノウハウも活用されたのでは。片側2車線てのも強みですね。

いろんな意味で、県庁所在地30万都市の底力というかポテンシャルを感じさせられました。だから怖いんですよ。
なので、獅子には千尋の谷底で穏やかに暮らしていていただきたい、と思っちゃう次第です。

一方で、山雅は勝ち点1以外に何かを得られたのか。…手にできたのはプレッシャーが大半なのかな。勝てそうな試合を取れなかった、3試合無失点と同期して得点力が低下しているし。 他チームの山雅対策研究が進んでいるプレッシャー。

また、集客面では10/30には13,244人以上、いやJ3記録16,027人を更新できるような魅力を放てるシーズンを送っていなければならない。
残り4節で、優勝・昇格争いが望み薄となっていては魅力も何もない。集まったって嬉しくない。

ただ、プレッシャーは人を、組織を成長させる糧とも言える。かねがね名波監督も言っているように、9月にピークを持っていく進め方ならば、今回はその為の強力な燃料を得た、と思えるじゃないか。

夢が叶ったひと

サッカーを応援する仲間としての共感というか喜びもありました。
入場ゲートで運営(ボランティア?)の方が

「私は今日皆さんに感謝してます。満員のUスタを見る、という、夢が皆さんのお陰で叶ったんです!」

とおっしゃってて、単純に胸が熱くなったし単純に「よかったですね」と思えた。・・・まあ同時に「勝ち点3はいただいて帰りますからね」とも思ったけど(笑)

なんにせよ、人の夢が叶ったという話しは心を和ませてくれますね。
私がこのツイートを何気なくしたら、私史上最多のいいね💚をいただきましたよ☺️
みなさん、人の夢が叶う話、好きですね。優しい☺️

最後に

とりとめなく書き散らしましたが、J3での信州ダービー"2ndシーズン"は今年で最後です。最後にします。
上カテでやるのは、まあPさんが上がってくるなら"3rdシーズン"も仕方ないですね。
ただ、次も負けません。次は勝ちます!次があったら。

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