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埼玉に突如現われた巨岩要塞 「角川武蔵野ミュージアム」 に行ってみた -200903


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・行ってみました!存在自体そもそも知らなかったのですが、インスタで高校の友達があげている写真を見て「なんだこれは...」と思いその足でそのまま行ってきました。行動力。

図書館と美術館と博物館が融合する「角川武蔵野ミュージアム」が、埼玉県所沢市の再開発によって誕生する大規模複合施設「ところざわサクラタウン」内に誕生。2020年8月1日(土)より、1階の「グランドギャラリー」と「マンガ・ラノベ図書館」、2階のカフェがプレオープンし、11月6日(金)に「本棚劇場」がオープンする。

・とのこと。

・そうなんです!まだプレオープン段階だったので、建物内は2割くらいしか入れなかったのですが、建物を外から見るだけでも十分行った価値はありましたね。


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・このアングルの方が馬鹿デカさが伝わるだろうか...

・ほげ〜〜〜〜〜こんなのどうやって作ったんよ〜〜〜〜〜っていう感情で頭がいっぱい。

・設計した建築家は新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅でお馴染みの隈研吾氏。俺でも知ってる有名なアレね。

・長方形の岩のタイルが綺麗に敷き詰められていて、面ごとに並んでいる角度がバラバラなことで、面の切り替わりが遠目から見てもパッキリとわかる。

・こういう思いついても流石にやらんよな〜〜ってことを、超弩級の規模でやってのけてるの見ちゃうと凄すぎて笑けてきちゃう。


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・近くで見ると岩の表面は荒い削り跡を残していて、陰影の表情が豊かで面白い。

・「陰影の表情が豊かで面白い」とか言っとくとそれっぽいみたいなのありますよね。なんでも表情が豊かって言っとけば悪いことはない。


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・プレオープン期間中の唯一の展示が、『隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 − 石と木の超建築』なんですが、これがなかなか面白かった。

展示の約半分がこの角川武蔵野ミュージアムの製作プロセスなので、
外から見て「予習」
中の展示で「学習」
また外に出て「復習」
という感じでとても楽しめました。それっぽく言ってますが大したことではないですね。


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・最初のラフスケッチがこれなの凄いな。でもシルエットの雰囲気は完全に完成形のそれ。もしかすると完成した後に見ながら帳尻合わせで書いてる可能性はある。そういうことって往往にしてやりがちなので(体験談)

・あんまり展示の写真載せるのは良くないですねたぶん...


・最後に隈研吾が手がけた東京近辺の建築物一覧がズラ〜っと並んでるところがあったんだけど、そりゃ名前聞いたことあるわ〜〜ってくらいに色々やってた。あと模型がいくつか見れるのも良かったですね、建築模型が好きなので。

・「建築模型作るの楽しそう」という理由だけで第一志望以外の大学はほとんど建築系を受けてました。勤勉かそうでないかがより顕著に現れでてしまう、やっつけや誤魔化しがきかない世界だなと側から見てて思ったので、怠惰さを自覚しきった今はそっちに行かなくて良かったかなと思う。今の仕事が怠惰でも勤まるというわけでも決してないが、、、



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・ソーシャルディスタンスパーテーション。かわいい


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・入口前の水場で家族連れがめちゃくちゃに遊んでた。秩父のときは1人で参戦しましたが流石に浮きそうだったのでやめた。


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・個人的に驚きだったのが、この「角川武蔵野ミュージアム」の最寄駅がJR武蔵野線の「東所沢駅」だということ!!!


・え?どこ?... って思いました...? 

・そう、そのえ?...どこ??ってなっちゃうくらい地味な駅にこんな先鋭的な建物ができちゃったってのがアツい。関東のミュージアム好きがこぞって11月から東所沢に向かうと思うと面白いですね。

・僕の中での東所沢駅の印象は「武蔵野線の終電を寝過ごしてしまったときに辿り着く何もない場末のカス駅」だったので、あの東所沢に.......!?!?という感情も一塩です。(実際今回昼間に初めて降りてみたらそんなにカス駅ではなかったです。自分の最寄駅の方が負けてるまである)

・とはいえ埼玉の中でも東京寄りで、池袋から約40分、立川からは約20分くらいなのでまあ全然いい立地ですよね。駅からも徒歩10分くらいでしたし。西松屋としまむらくらいしかなかったですが。


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・11月のフルオープンでは目玉の「本棚劇場」含む多くの施設が解放されるのでまたそのときになったら行ってみたいですね。大地震で全部の本降ってきたらウケちゃうな。

・ウケませんね、ごめんなさい。それでは!!




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