【原理原則の世代交代】TOPDANDY 聖耶代表 【更なる高みへ】

皆の夢を叶えてあげる人になりたい。
TOPDANDY 聖耶代表

2018年から今年2020年末までの３年間、ホストクラブTOPDANDYの代表を務めた聖耶さん。代表になったばかりのころに一度、当日の気持ちをインタビューしていました。

https://ameblo.jp/groupdandy-pr/entry-12353375784.html

一般的には、ホストクラブには代表の交代という制度はありません。代表が辞める場合はお店の名前ごと変わったり、心機一転して再スタートすることが多いのです。ところが、TOPDANDYの場合はちょっと違ってどれだけお店を盛り上げた代表がいても、定期的に代表の座を交代することによって新たなチームが更なる高みを目指すという、代表交代の仕組みがあります。

24年前に創業してからの移り変わり
　高見会長
　せむ吉社長
　流星社長(TOPDANDY V)
　七海龍一社長(TOPDANDY I-OS)
　一条健プロデューサー
　幸樹代表(TOPDANDY TOKYO)
そして、聖耶代表。

あれから約３年。

次の代表の座をバトンタッチする聖耶代表は、今どんな気持ちでいるのでしょう。再びお話しを聞いてきました。

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地方から出てきて給料50円でスタート
そんな僕が日本一の店で代表になれた
少しは誰かの見本になれたかな、と思います。

■どんな3年間でしたか？

思うようにいきまくった3年。具体的に数字や人数をイメージしたり、マネジメントや組織づくりに力を入れて。白楽代表代理、岬PM、心CPO、優作D・・この仲間と一緒にいたら思い描いてた通りになった。

代表なりたてだからとか、店舗持ちたてだとか、自分の限界を自分で勝手に決めがちだけど、僕は自分の限界値で目指すところが「毎月店売１億」。

当時は「は？」みたいな(笑

誰もが思ってたと思います。でも僕は、全然無理じゃないと思ってました。常に数字を意識して具体的なアドバイスを続け、1人1人をその気にさせることが大事だと思いました。店売が月１億円突破できたのも、その気にさせることがうまかたったのかも・・。

それから2018年末、年間売り上げの結果。この時は1千万円足りなくて、年間の歴代記録を更新できなかった。1年目の自分の詰めの甘さを痛感しましたね。翌年、全キャスト80人で逆算すると、1人が1ヶ月2万円売り上げればこの記録は破れると言い続けました。おかげで皆の士気が上がり、２年目には歴代年間記録の更新ができました。

■常に意識していたことは？

良い人間、良いリーダーであろうって常に思っていました。
・とっつきやすい
・話を聞いてくれる
・褒めてくれる
・期待してくれてる

本来の自分はこれと真逆なんで、ずっとこういうことを意識してました。最初はキャストの約50人全員に、毎日ラインしてました。必死でしたね。お互いの熱量が違うと(しんどい)と思われるということを学び、文章の長さや言葉を選ぶようになりました(笑

僕はプレイヤーの時は、本当に自分中心の考えで絶望的に好かれてなかったし、好かれようとも思ってなかった。何にも興味関心を持ってなかった。きっと最低なプレイヤーでしたね、「仲間とかいらない」っていう考え方 。それでいざ代表になった時、誰も言うことを聞いてくれなくて圧倒的にやばいなと思った。

そこからもう、自分のために仕事するのをやめて。

仲良くなりたいとか好きって思うから、相手が仲良くなってくれただけ。こっちが無理って思ったら向こうも無理って思うのと同じ。原理原則の返報性が自己開示のコツと知って、不器用なりに精一杯近寄ろうとしてたのかも。理想の自分にちょっとだけ近づいた。自分のことはよく理解してる。

隠か陽かで言ったら隠です、完全に。
太陽みたいな人が羨ましい。

僕が代表でいられた理由は自分を無能だと認めたことですかね。こんだけ覚悟したとか言うのはエゴだし甘えだし、カッコ悪い。過去は過去で切り捨てて、自分は無能だと思って勉強しまくりました。

何もみんなに返せてない。
みんなにはただ、感謝してます。

■今の気分は？

うーん、多分、代表上がってからの方がしんどいやろうなって。今までは皆にかなり支えてもらってたけど、僕がやりたいことは新しい道を切り開く事で、ホストクラブで独立する未来ではないんです。

実は、セミナーや研修を通して自分の次の進む道が見えたんです。中でも、井上敬一さんの研修ですね。話し方、言葉の選び方、立ち居振る舞い、全てにおいて圧倒時な力の差を感じてしまって。

自分は、学んで賢くなった気がしてただけ。「日本一のお店で代表やってる」だけ。水商売の中で、歌舞伎町の中で、ホストの中で精一杯やってるつもりなだけで。片足でも、１歩でも外出てみたらどうなるんだろうって。そう感じた時に、今まで学んできたこと、ホストのコミュニケーション術やマネジメント力、色んな人たちに伝える仕事をしてみたい。たくさんアウトプットして役立てたい。

「ただホストの代表やっただけの人」で終わらせずに、外の世界で新しい道を切り開いていきたいんです。

その理由は・・この３年間、代表として支えてもらったんで、皆に恩返しがしたいからです。

皆の夢を叶えてあげる人になりたい。

TOPDANDYの幹部達は皆すごく優秀で、もし今、出店したいって言われたら皆すぐに出来るくらいのレベル。いつかはそれぞれ出ていくから、そういう時、お店を出したい、会社をやりたい、人を集めたい時に「がんばりや」「いけるよ」じゃなくて、具体的な方法を教えてあげれる人になりたい。この業界は夢を持ってる人の成功事例があまりにも少ない。だから、外の業界に出て皆の希望になろうって。

■どんな未来を感じていますか？

ホストやって良かったって言ってもらえる、明るい未来を見せたい。聖耶ってやつ、今も頑張ってるらしいよ。俺らもあんな風になれるんちゃうかなって。ホストの人生は、長距離走だから、TOPDANDYで働いて良かったなってずっとずっと、思っていて欲しい。

■バトンを渡す白楽代表代理に一言

白楽が思ってるように進むだけ
それを俺は、支えるだけ

ホストの人生は長距離走というコメント通り、そろそろ14年目に突入する聖耶代表ですが、この先もこの業界の道標として前を走って行く姿を見せて欲しいものです。

誰も見たことのない世界を、一足先に。

TOPDANDY
聖耶代表

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