ねこやしきの全歴史④(震災編)


そんなこんなで、
退職後しばらくの間のらりくらりしていたら、

震災が起きる。

原発がやばい!」

とお偉い社長たちに脅され、
びびって大阪に逃げる。


が、現地でその方達と合流する前に、
ATMで暗証番号を複数回間違えて、
キャッシュカードが飲み込まれてしまう。


どうにもこうにもお金をおろせなくて
橋の下でうずくまるしかできない中、
公園での暮らしを思い出す。


ここでやっと今と少しつながる話。
ホスト初体験。
筋盛ホストにスカウトされるのであった。

ホストなんて元六本木貴族の俺からして、
偏見の塊だった。
ただのクズカスゴミだと思っていた。
(ごめんなさい)


とはいえ一文無し。
しょうがなしに大阪で一日働く。


結果から言うと、店内はガラガラ。
体験入店費5000円もらい、
ジェンガして終わる
簡単なお仕事だった。

感想、

「やっぱゴミだわ。
ホストってつまんねー」
と感じる。


その後経営者の集いに無事合流。

僕が出会った人の中で一番金持ちの人が言った
この言葉を鮮明に覚えている。


「でかいリスクはとっていい。
二の足踏んでたらリターンはとれない。
ただ、リスクの大きさが
『わからない』ことからは死んでも逃げろ」



当時、原発はどうなるのか
本当に予測不可だった。
いまのコロナショックで
彼はどうしているだろう。

沖縄かどこか安全な海外にでも
いるんじゃないだろうか。


東京に帰って、僕はリスクをとり。
地元の先輩と起業するという選択をした。

一体どんな仕事をしたのか?詳細は次の章で。

➄に続く。

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