自民党議員としての新たな出発
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自民党議員としての新たな出発

細野 豪志(ほそのごうし)

臨時国会が始まりました。総選挙直後の特別国会は首班指名が中心でしたので、実質的な議論という意味では今国会が自民党議員として初めて迎える国会となります。小渕優子さんと後藤田正純さんの間の本会議席に座ると、「自民党に入った」という実感がわいてきます。自民党議員としては一期生として前の方の議席(国会の議席は前方から期数が若い順に並ぶのが慣例になっています)の方がしっくり来るのですが、党に指定された議席ですので、ここで腰を据えて仕事をしたいと思います。やりたいことはたくさんありますが、まずは自民党の文化に馴染むことです。

児童虐待を根絶するために

民主党で国政に初挑戦してから23年。思えば遠くまで来たものです。ただ、感慨に浸っている暇はありません。緊急で取り組まなければならない課題は数多くあります。その一つが児童虐待です。

自民党には「児童の養護と未来を考える議員連盟」があります。4年前に私が設立を提案した超党派の議員連盟と力を合わせて、児童相談所の予算の増額、弁護士の常駐、子供を保護する部隊の設置などの成果を上げてきました。会長であった塩崎恭久氏の勇退に伴い役員体制が変わり、私も副会長として自民党内でも児童虐待の問題に取り組むことになりました。

12月3日に封切になった映画『189』は児童虐待を正面から取り上げた秀作です。児童相談所は多忙を極める中で職員の善意と献身的な努力によって成り立っています。一時保護所が満杯で、虐待の疑いがあっても家に帰さなければならない子供がいます。長らく児童虐待の問題に取り組んでいますが、依然として課題は山積しています。変えるのは政治家の使命です。多くの人に現実を知っていただきたいと思います。

「安全保障」と「憲法」という国家の根幹に関わる課題に取り組む

無所属の4年間は、本会議や委員会、超党派の議員連盟を除けば会議にほとんど出席せず、要望の実現や政策提案は個別にしかるべき議員や官僚に働きかけをしていました。個人的な人脈でやれたことはあったのですが、自民党に入ると活動の幅は相当広がります。

委員会の所属は、希望通り安全保障委員会憲法審査会復興特別委員会になりました。野党の中で日本維新の会と国民民主党が躍進し、立憲民主党に泉健太代表が誕生したことで、安保や憲法で党派を超えた建設的な議論が行われる可能性が出てきました。安全保障委員会では若い頃に理事を務めていましたし、憲法審査会にも長く在籍していましたので勝手は分かっています。再び国の根幹に関わる課題に取り組むことに重い責任を感じています。

復興特別委員会では著書で行った提案の実現に努力したいと思います。特に、東電福島第一原発の処理水の海洋放出については再来年の放出に向けてこれからが最も大切な時期となります。今国会で議論される補正予算には風評対策として300億円が計上されました。私は「風評被害対策」の前に「風評加害対策」があるべきだと考えています。事実に基づかない報道、科学を無視した情報の拡散に対しては毅然と反論するべきです。もちろん外国政府も例外ではありません。

政治家の仕事は『ことを為す』ことです。今後は、お約束したことを一つ一つ実現していくことで政治家としての責任を全うしていきます。


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細野 豪志(ほそのごうし)
衆議院議員(静岡5区)自民党。「現実的な安全保障」「思いやりのある保守政治」。趣味はザル碁と落語を聴くこと。