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政治家はInstagramをやるべき! Facebook Japanさんに使い方を伝授してもらった

最近話題になっている首相官邸のインスタグラム。

「ストーリーのクオリティが尋常ではない」「女子高生が運用しているのではないか」と言われていますが、実は、世界各国では政治家や大統領がInstagramでプライベートを発信したり、ライブ配信をすることは珍しくないそうです。

一方で、日本の政治家のなかでは「若者が使うものなのでは」「使い方がわからない」と苦手意識を持っている方が多いのも事実。細野も始めてはみたものの、あまりうまく使えていないうちの1人です。

そこで、今回はFacebook Japanさんに突撃。

Facebook Japan公共生活統括の小堀恭志さんと公共生活コンサルタントの根岸大夢さんに、政治家にぴったりなFacebookとInstagramの使い方を伝授してもらいました!


Facebook Japanの社内を案内してもらいました。

現在Facebook Japanが取り組んでいること

小堀さん:
まずはじめに、Facebookが現在取り組んでいることについてご説明させてください。

Facebookは2008年に日本に上陸しました。コミュニティづくりを応援し、人々がより身近になる世界を実現することがミッションです。

現在のFacebook月間利用者は23億人、Instagramは10億人にのぼります。

細野:
Instagramの利用者もかなり多いんですね。

小堀さん:
そうですね。近年では若者を中心に利用者が増加してきています。

また、日本では「可能性をつなぎ、輝く日本へ」というところにフォーカスした3つの大きなピラーがあります。

・経済:地方活性化の必要性、世界における存在感の向上
・人:超高齢化社会への対応、男女格差の是非、人と人のつながりの強化
・社会:多様な働き方の必要性、災害への対応


小堀さん:
政治面でいくと、今年は特に、インドネシアやオーストラリアなど、選挙が多い「選挙イヤー」なので、若者に選挙に行ってもらうためにInstagramでステッカーを作ったり、どう活用すれば有利に働くかをシェアするような取り組みをやろうとする動きがアジア全体でありました。

細野:
なるほど、政治への取り組みもあるんですね。ちなみに政治家がFacebookを利用する場合、どういった機能が役に立ちますかね?

小堀さん:
Facebookなら小さいイベントの広告を打つのもありだと思います。位置情報でターゲティングができるので、それを選挙区の三島市において、うまく活用すると良いかもしれません。

小堀さん:
また、Facebookでは『GPAC』という政治家公共団体の専用コンシェルジュのサービスも始めたので、ぜひ利用してほしいです。

政治家はInstagramをどう使えばいいのか

小堀さん:
ただ、やはり時流としてはInstagramも併用するのをオススメします。SNSはもともとテキスト発信だったところから、写真、動画と来て、今はライブ配信に移ってきています。

そして、Instagramは言葉ではなくビジュアルで楽しむポジティブなものなので、ネガティブなコメントや、口論になることも比較的少ないSNSなんですよ。

細野:
やっぱりInstagramかぁ…。政治につながりにくいな、と思っていたんですけど、そう聞くとやらなくちゃ、と思いますね。最近、携帯はガラケーに変えてしまったんです。スマホは情報収集と発信用に持ってはいますけどね。

小堀さん:
えぇっ! ぜひやられたほうがいいですよ…! ちょっとアカウントを見せてください。

https://www.instagram.com/goshihosono/?hl=ja

小堀さん:
なるほど。意外と投稿されているじゃないですか! でも、動画などがあまりないのがもったいないですね。

たとえば、政治家であれば、街頭演説を動画にしたり、討論会の前に「今から討論会をやるのでぜひご覧ください」とライブで告知するような使い方が良いと思います。

細野:
ライブ配信や動画はいいかもしれないですね。テキストだとどうしても重くなってしまうので。

小堀さん:
動画は、30秒程度でコンパクトにまとめ、最初の3秒に重要なことを持ってくるとかなり視聴されますよ。


根岸さん:
実は、日本だとそこまでですが、海外だと首相や政治家の方のInstagramの発信ってかなりメジャーなんですよ。

政治家としてこういう活動をしていますよ、というのをビジュアルで見せることができるのはInstagramならではだと思います。

たとえば、ニュージーランドの首相はプライベートで家族と過ごしている瞬間など、首相という立場だけど一般人にとって親しみが持てるような写真を上げています。

根岸さん:
日本だと、首相官邸のアカウントが有名ですね。トランプさんと一緒にゴルフをしている様子をメンション機能やハッシュタグを使ってデコラティブに投稿していることで話題となっていますが、本当にうまく利用されていると思います…!

ちなみに「ストーリー」を使ったことはありますか?

細野:
ないですね…。いまいちどうやって使ったらいいのかわからなくて。「ストーリー」はいつ使うと良いんですか?

根岸さん:
海外の政治家の方だと、主に活動内容の報告や、大事なスピーチや大きなイベントに向けての意気込みや思いを伝えるときに使われていますね。

ベストプラクティスは、ハンズフリー機能を使って、自撮りで対象物と一緒に写り込んでみたり、質問・ライブ配信などで、ユーザーとインタラクティブなやり取りをすることです。

細野:
なるほど。ストーリーを投稿するときのポイントはありますか?

根岸さん:
やはりInstagramではビジュアルに訴えかけるものが良いので、フォントや色を工夫することがポイントになってくるかと思います。

特に、スコットランド議会やシンガポール政府のInstagramはカラフルでかなりポップに作り込んでいますね。クイズや質問をうまく利用してユーザーとやり取りをしています。これらの機能はエンゲージメントが高まるのでオススメです。

細野:
でも、ストーリーは結構作り込むのには時間がかかるんじゃないですか? 何だか消えてしまうのはもったいないような気がしますが…。

根岸さん:
別のアプリを使用しなくても、スタンプやフォントなど、あらかじめ用意されているなかから使うことができるので、意外と簡単に作れますよ。5分くらいでできると思います!

(ほ、本当ですか…?)

根岸さん:
ストーリーは、残したいのであればアーカイブとして残せる機能もありますし、やはり24時間で消えてしまうから「今」見ないと、という気持ちがユーザーのなかに生まれるので視聴率が高くなるのと、消えるからこそ気軽に投稿しやすい、というのが魅力でもあるんですよ。

細野:
よくできているなぁ。今政治家のなかで、Instagramを一番うまく使っているのは総理ですかね?

根岸さん:
そうですね…。現在だと政治家の方はまだまだいない印象ですね。

ということは細野さん! 今がチャンスですよ!!

Instagramは短時間でも訴求力があります。うまく使うことでプレゼンスをあげられるので、迷ったらまず、発信してみてほしいです。


若者用SNSのイメージが強いInstagramでしたが、単に写真を投稿するのではなく、ライブ配信やストーリーを使ったユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションが取れる、SNSだということが今回の取材のなかで判明しました。

活動内容がいまいち不透明だったり、なかなかすべての有権者の肩と直接的にお話することが難しい政治家にとって、Instagramはぴったり。

今回学んだことを活かし、これから細野も積極的にInstagramを利用していきたいと思いますので、良かったらフォローをお願いします!

〈文・撮影=いしかわゆき(@milkprincess17



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衆議院議員7期。静岡5区。総理補佐官、環境大臣、原発事故担当大臣を歴任。専門はエネルギー、環境、安保、宇宙、海洋。外国人労働者、子どもの貧困、児童虐待、障がい児、LGBTなどに取り組む。国会改革はライフワーク。趣味は囲碁、落語。