2021年10月22日(金)の日記(彦根城とあの道)
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2021年10月22日(金)の日記(彦根城とあの道)

今日、空き時間の暇つぶしに、彦根城の周りを散歩していたときのこと。

石垣や堀端の風景は、私にとってはとても懐かしさを伴うもので、それは私が子どもの頃に松山城のお堀の内側で暮らしていた風景を想起させる。

堀沿いに屋形船を眺めながら歩いていると、学校帰りに堀にかかった橋の上から給食の残りのパンを白鳥にあげたことや、堀の上に乗り出して頭に血が上るのもお構いなしで人面魚を探した(2、3匹いた)こと、桜の木の下には毛虫がたくさんいたこと、銀杏の並木に落ちた銀杏が臭かったことなんかを思い出す。

思い出す風景の視点の高さが妙に地面に近いのは、そこで暮らしていたのが小4の頃までだから。

あの場所は、一帯にあった施設はあちこちに移転し、今ではだだっ広い公園になっている。

今の実家からも歩いて行ける距離にあるその公園には、何度か行ったことがあるし、広いだけで面白みのない公園だなと行く度に思う。

それでも、「あの道は、今、どうなっているんだろう?」と自然と思う。

私が登下校していたあの道がなくなっていることは、知っているのに。

「もう失われてしまったのだ…」という喪失感やセンチメンタルな思いとは違って、自然で素直な心の動きとして、今も存在し続けているものとして「今、どうなっているんだろう?」と思う。

ただ単に、自分の中では「ない」より「ある」が強いから、今も「ある」前提で自然と思考を巡らせてしまうのだ。

こういう時って、果たして私の中でその道は「ある」んだろうか?「ない」んだろうか?「ある」と「ない」ってどう違うんだろう?自然な心の動きとして「ある」と思っている時、私はどこにいるんだろう?時間って何だろう?

そういうとりとめのないことを考えてしまうのは、この本の影響かもしれない。


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みみをすますラボ 代表 (一財)生涯開発財団認定マスターコーチ 琵琶湖のほとりで、夫と二人の息子と暮らしながら、コーチとして活動してます。 noteは公開雑記帳。日記など、自分のために書き散らしてます。 HP(ブログ有)https://mimiwosumasu-lab.com/