2021年12月16日(木)の日記(ピュシスの時間、ロゴスの時間)
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2021年12月16日(木)の日記(ピュシスの時間、ロゴスの時間)

ほそかわゆきこ@みみをすますラボ

冬の朝。外は白い。

家族が皆出かけた後の食卓で、外を眺めながら朝食を取る。コーヒーとチーズトーストとゆで卵。
音楽をかける。


外の白色にもっと近づきたくて、少し散歩に出る。

琵琶湖の前で座る。
水面も空も白くて、向こう側が見えない。
全ての境界線が曖昧で溶けている。

向こう側に行きたいなと思う。
向こう側はあるのだ。
でも、その手前で溶けちゃってもいいなと思う。
それでもやっぱりどうしても向こう側が気になって仕方がない。

琵琶湖を眺めながら、音楽を聴く。


最近は、ピュシス(自然)とロゴス(言葉)という考え方をよくしている。
「ポストコロナの生命哲学」の影響だが、かなり色々と整理しやすい。

感性はピュシスだ。自然である自分の心と身体に備わっているものだ。直感もピュシスの働き。
思考はロゴスだ。人間はロゴスの力によって、自然の掟から自由になり、個を尊重することを選んだ。

ピュシスとロゴスは、陰陽みたいなものかもしれない。
陰と陽がゆらぎながら、お互いに補い合い、均衡を保っているように。
そして、全てがつながり、巡っているように。
自分の中のピュシスとロゴスのバランスが取れていることが、人間という存在には重要なのではないかと考えている。

頭の中で太極図を描きながら、歩いて帰る。

午後にコーチングセッションを受け、時間との付き合い方が難しいという話をする。

ふと、ピュシスとロゴスのバランスのことを思い出す。

今の自分の時間の使い方を3つに分けてみる。

ひとつ目は、自分にできることを一生懸命にやる時間。
そういう経験を、自分という器に堆積させていくための時間。
いわゆる「仕事」というものだ。
コーチングもそうだし、誰かの話を聴くこと、母としての役割を果たすこともそうかもしれない。

ふたつ目は、ピュシスの時間。
「食う、寝る、遊ぶ」で、感性を育む時間。
自然としての自分を満たしたり、喜ばせたりする時間。
自然に触れること、芸術に触れることがそう。
本を読むのでも、詩や写真集、場合によっては小説もそう。
日記を書くことも、どちらかというとこれ。ただ自分の今日を見て、感じて描写しているだけ。感性だけで、思考は使わない。

みっつ目は、ロゴスの時間。
思考する時間、思考を鍛える時間。
言葉や論理、読むこと、書くこと、考えて言語化すること。
人文書を読むのはこの時間。
今の私にはなかなか大変。時間がかかる。

Googleカレンダーにこの3種類の時間のカレンダーを作って、色で分けてみる。
もちろん、「歯医者に行く」といったあまり分類に意味を感じないものもあるので、それらは無印で残しておく。

そうすると、明らかに1と2ばかり。
2が増えたのは、この1年の進歩。
でも、3が確保されていないことが一目瞭然。
これがあのアンバランス感を引き起こしている。

自分のロゴスをケアしなければ、ロゴスと上手く共にいることはできない。ピュシスとロゴスが上手く循環している器になりたい。

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ほそかわゆきこ@みみをすますラボ
みみをすますラボ 代表 国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ 琵琶湖のほとりで、夫と二人の息子と暮らしながら、コーチとして活動してます。 noteは公開雑記帳です。 HP(ブログ有)https://mimiwosumasu-lab.com/