【10分スケッチ】話しことばと書きことば
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【10分スケッチ】話しことばと書きことば

ほそかわゆきこ@みみをすますラボ

とある仕事の振り返り会があり、皆で気づいたことや今後に活かせそうなことをシェアしたのだけれど、その後にメールが来て「この件についても情報ください」とのこと。
その場で話す時には1〜2分で話せてしまうくせに、同じような内容であっても、文章にしてメールで送ろうとすると「あーでもない、こーでもない」と書いてたり消したり、逡巡してしまって、気づくと何十分もたっていたりする。

この話しことばと書きことばの違いについて、自分はどう考えているのだろうかと思うのだ。

「書きことばは後に残るから、まちがいのないようにしなくてはならない」という意識もある気がするが、
一回出してしまうと後に戻れないのは、話しことばの方なはずだ。
書きことばは、そりゃ公開してしまえば戻れないかもしれないけれど、「これでOK」とするまでに、手元で書いたり消したりできてしまう。

この「書いたり消したり」というやつが厄介だ。

「これでOKかどうか」を判断しなくてはならないということが、書きことばの逡巡を招いているのかもしれない。
書くことで頭の外に出す。その瞬間から「本当にこれでOKなのか?」を読みながら確認している。
確認したら、判断をせねばならない。
その判断に自信がないのだろうか。

書きながら読んでいる。読みながら考えている。考えるから消している。また考えて直している。直したからまた読んでいる。そうやって時間がたっている。逡巡の末、消えたことばたちはどこに行くのだろう。

話す時は、一応考えてから話している気がするが、たぶん大体は考えながら話している。
話すことは基本的に「えいや!」の世界だ。
出してみて、それを聞いて気づくことも、もちろんある。
でも、それに対してできることは、新たな言葉を重ねることだけ。
話しことばは進んでいく。

同じ書きことばでも書くことと読むことは違うよね、と思ったり。
10分って区切らなきゃ、これでおしまいってできないな。
これでOKかどうかなんて、どうやったらわかるんだろう?

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ほそかわゆきこ@みみをすますラボ
みみをすますラボ 代表 国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ 琵琶湖のほとりで、夫と二人の息子と暮らしながら、コーチとして活動してます。 noteは公開雑記帳です。 HP(ブログ有)https://mimiwosumasu-lab.com/