2021年10月19日(火)の日記(冬に潜る)
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2021年10月19日(火)の日記(冬に潜る)

乾燥している。喉と鼻の奥が引きつっている。
目の前には琵琶湖がある。どうしてこんなに水があるのに乾くのだろう。

加湿器を出す。大きくて強力な象印の魔法瓶みたいなやつ。一晩付けておくと、朝の窓のサッシがびしょびしょになるやつ。

ドアと窓を締めて、加湿器をもわもわしていると、「そうだった、この感じだ」と思い出す。飛行機がぐんぐん上昇する時みたいな、耳がキーンとする感じ。

寒い時期というのは、こういうふうに潜るものだった。そう思い出す。


「黄帝内経」には秋の養生について、こうあるらしい。

早臥早起、与雞倶興。使志安寧、以緩秋刑。収斂神気、使秋気平、無外其志、使肺気清。
(日が暮れたら身を休め、朝は暗いうちから起き出しなさい。時を告げる鶏と一緒に起き出す。心を落ち着かせて外のことに気を使わないようにしなさい。精神が散らばらないようにまとめ引き締めなさい。秋の気が体を傷つけることのないようにする。気持ちを外に向けて活発に動くことなく。肺の働きを清浄に保ちなさい)

外に向いていた気持ちを内面に向けて、呼吸し、ホールドする。そういう季節の過ごし方。


ひさしぶりに「はじめての短歌」(穂村弘)を読む。

ぼくらは全員が「新聞記者で詩人」だ

去年出会ってから何度も読んで大きな影響を受けた本。付箋と線と書き込みがいっっぱい。

今日は、「第一講 ぼくらは二重に生きていて、短歌を恋しいと思っている」と「第二講 短歌の中では、日常とものの価値が反転していく」。

何が自分を揺さぶったのか。あの頃と今の変化。そういうことを意識しながら読んでいる。

並行して読んでいる「水中の哲学者たち」とも近いものがある気がする。


しっとりと温かい部屋で、Tempalayを聴いて、んoonのMVを見た。静かに潜っている。


窓を開けて乾いた空気を取り込む。

さて、これから息子を小児科に連れて行かねば。


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みみをすますラボ 代表 (一財)生涯開発財団認定マスターコーチ 琵琶湖のほとりで、夫と二人の息子と暮らしながら、コーチとして活動してます。 noteは公開雑記帳。日記など、自分のために書き散らしてます。 HP(ブログ有)https://mimiwosumasu-lab.com/