好奇心・理解力・柔軟性を持つこと

みなさん、こんにちは。マルケー企画株式会社の細田です。このnoteでは、私のこれまでの経験や考え方を発信しています。
今回は、私がこれまでに経験してきた中で仕事において重要だと感じた”好奇心”と”理解力”、そして”柔軟性”についてお話ししたいと思います。
なお、前回の記事はこちらです。ぜひ、ご覧ください。

会社員のときに実践していたこと

過去の記事でも何度かお伝えしていますが、私は会社員だった頃にキッチン用品などを販売していました。

その頃から、私は”新規開拓”をすることが好きだったので、既存の営業先はもとより新しいところへ販路を広げていくことを念頭において行動していました。

BtoC商品を作っているメーカーでの営業職だったので、直販をしないことを条件に、百貨店、専門店、量販店、ホームセンター、個人店…。そういったところに直接営業に行くことで、新たな販路を広げていきました。
店舗への営業を網羅した後は、Amazonや楽天などの通販やギフトカタログへの掲載、業務用としてホテルや施設で使ってもらうことも考えました。
会社の従業員への車内販売、タワーマンションやイベントに出店するなどして、人が多く集まるところに売りに行くことも良いと思います。直営店やアウトレット、海外などに展開を広げていけば、さらに多くの方に買っていただけるチャンスが増えるはずです。

また、販売は”いかに懐に入り込むか”も考えました。これは商品がBtoBでもBtoCでも同じことが言えると思います。買い物は、基本的には「行く」もの。つまり、お客さまがお店に来て商品を買うイメージが強いです。ですが、私たちが誰かにモノを売ろうとする時には、来てくれることを待つだけでなく、自分から行くことも考える必要があります。相手にとってのホームにこちらから向かうことで、自然と気持ちがほぐれて勾配の敷居が低くなるのです。

このように、自分が売る商材が「どこでどのようにすれば売れるか」を既存の営業先や情報以外のもの、自分とは違う立場の視点など、視野を広く考えることで新規開拓を続けてきました。

好奇心・理解力・柔軟性をもって行動する

前述のような新規開拓や販売にあたって力点としていたのが、”好奇心”と”理解力”と”柔軟性”です。
例えば好奇心は、「いま売っている商品は、もっと新しいニーズはないかな?」「この商品はもっと違う使い方をすることがないかな?」と世の中にアンテナをはり、好奇心を持って日常生活を送ることで、思わぬ販路が見つかり新規開拓ができました。常に”何かに興味を持つ””目の前のことに疑問を持つ”と好奇心は高めることができます。

次に理解力は、商品やサービスの伝え方が深まることにつながります。私は同じ業界の人と話さないようにしていました。社内でも違う部署の人と話すことで、自分の考えや説明を相手に伝えるために、専門用語を極力控えたり話し方を変えることが求められます。自分の常識が通用しない人と話すと、理解力を鍛えることができます。

最後に柔軟性ですが、昇段をはじめとした相手とのコミュニケーションで求められます。相手の意見を丸呑みで、全部言うことを聞かなくてはいけないということではないのですが、「本来はそうではない」と思うことがあっても「そうではない」とただ断るのではなく、できる限り対応する姿勢を柔軟に持たなければならないのです。この柔軟性は、販売や営業経験を積むと自然と身についてきます。

変化が激しい時代だからこそ必要

常に変化し続けている今、”好奇心”、”理解力”、”柔軟性”は大切な要素だと思います。
なかなか人材に時間もコストもかけにくい昨今では、”勝手に売上を上げてくれる人”が特に求められています。ですが、自力で新規開拓をして、どんどん売上を上げていく行動力やスキルは、そう簡単に身につくものではありません。とにかく挑戦して、たくさん自分の中に事例やケースを積み重ねて、壁にぶつかったときに「どうするか」を考えていくしかない。ただ、その時に単純に”積み重ね”を行うのではなく”好奇心”、”理解力”、”柔軟性”を持って取り組めば、壁にぶつかった時に持っている手札は多く、対策や動きかshないバリエーションが出ると思います。

雑談で解決できることもあります

今回は、私の経験から感じた”好奇心”、”理解力”、”柔軟性”の重要性についてのお話でした。何事も小さくても得意なこと、できることを見つけることが最初の一歩ですね。
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