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(7)ナンバー「7」/創造性について

はじめに

」は、1桁の自然数で唯一、360を割り切ることができない……と、下記で書いた。

そういう「特殊性」が、スピリチュアルな分野でよく聞く「7つのステージ」とか「7つの階層」などと関連するのではなかろうか?……というわけで。今回は、数字の「」と「創造性」について考察してみる。折しもマガジン第7回。テーマとしてもナイスタイミング?

7の特殊性

さて。わたしのスピリチュアル思想の土台である ダスカロスの教え においても、天国は「つ」あるという。そして、「ひとつの階層は7つに分かれ、それがまた7つに分かれる」という。しかし、何故7つなのか?……本の中には書かれていない。単に、わたしが神秘思想や宗教、歴史に詳しくないだけかもしれないが、6や8ではなく、「7」に分かれた理由を明確に聞いたり、読んだりした記憶がない。

ネットで検索すると、下記が出てきた。

神話や宗教、伝統的教えなどがルーツになり、7を「神聖な数」としたのはわかる。が、もっと根本的なところで何故7なのか? それについては説明されていない。

で、思ったのだ。という数字イデアそのものがルーツでは?……と。

1~9の1桁自然数は、あらゆる数字の基本。その中では唯一、円(360度)を割り切れない。ここから、7には境界をつくる区切るという作用があるのでは?、と連想した。

占星術でいうと、番目のサインは天秤座だ。天秤座は、自己と他者が活発に触れ合うことで自他の境界のバランス点を決めてゆく。しかし、いかなるものも、感知できなければ見えないし、触れることも、想像することもできない。なので、番目の乙女座では、獅子座までに培った思考(知)、情緒(情)、意欲(意)のすべてを駆使し、徹底的に観察、分析、比較することで、まずは「自己の視座」を固める。それでやっと他者を認め触れ合う準備が整い、番目のステージに向けて敷居をまたげる。

で、精神世界でよくいう階層……つまり次元には空間的な上下高低のイメージがあるが、「夢の探索」をしているうちにソレはちょっと違うな……と感じてきた。上と下、向こうとこちら、内と外、過去と未来などではなく、すべてがいまここにあると思う。意識のフェーズ、振動レベルを変え、異なる次元にフォーカスするのは、空間的・物質的な3次元レベルの移動ではない。超能力を身に着けたひとであれば、肉体ごと異空間、異次元に移動できるのかもしれないが、基本そういう能力は必要ない。

13次元モデル

次元の構造を空間的な上下はつけず、視覚的にわかりやすく描くと同心円になる。そこから、次元の発生は1→2→3という数字順ではなく、7を中心にしてそこから始まるのではないか?、と発想した。ひとつの「」の中心で、ロゴスが「」というイデアを発すると、シャボン玉のように次元が産まれ、そこから7つの層に分かれてゆく……などと考えていると、タイミングよく辻麻里子氏の著書「6と7の架け橋」に、「13が中心地点」「次元は13まで」などの言葉があり、背中をグイっと押してもらえた。さらに、下記の本にも大いに触発された 🌸d(>ω<*)☆スペシャルサンクス☆(*>ω<)b🌸

次元は11あたりが上限だろうか?と考えていたが、辻氏の著書を読み、わたし達のいるこの宇宙(0)は「13次元まである」……と思うようになった。

7つを織りなす次元が形成される仕組みを図示すると、下記のようになる。

   ← ← ← ← ← ← 始まり → → → → → → 
13 |1 12|2 11|3 10|4  9|5  8|6 7 6|8  5|9  4|10 11|3 12|2  1| 13 | 
7層  6層  5層  4層  3層  2層  1層  2層  3層  4層   5層  6層  7層

絵も描いてみた ↓(Googleの無料ソフトを使用。数字の位置が微妙に不均等なのはご愛敬^^;)。

7層の世界
円はすべて「球体」でイメージすること!

この次元モデルの法則を説明しよう。

◆法則1 中央の7次元から、6→5→4→3→2→1→13次元と、8→9→10→11→12→13次元が同時進行で創られる。
◆法則2 層(虹の7色で塗り分けられた部分)との「境界」にできる内表面外表面に「異なる次元」が存在する。2つの次元は偶数同士 or 奇数同士である。
◆法則3 同じの中に「合計すると13」になる偶数奇数の2つの次元が、混じり合うことなく存在している。
◆法則4 層の境界外表面 8、9、10、11、12、13次元には、内表面 1、2、3、4、5、6次元への通路があり内包する次元のすべてに自由に行ける。
◆法則5 層の境界内表面 1、2、3、4、5、6次元には、外表面 13、12、11、10、9、8次元との通路はなく、一度中心の7次元まで進化することが必要。つまり、3次元存在は中心に向かって、3→4→5→6→7次元と進化し、そこから8→9→10→11→12→13次元へと進化する。
◆法則6 もっとも振動数の高い13次元は、もっとも低い1次元まで、すべてを内包している。つまり、13次元をマスターした存在はすべての次元のマスターである。
◆法則7 11次元まで進化しないと、3次元への自由通路は持てない。8次元存在は6と7次元、9次元存在は8、7、6、5次元、10次元存在は9、8、7、6、5次元を行き来できる。

何だか、「ゲームの設定」のよう (;´Д`A … で、「このモデルに確たる証拠があるのか?」とマジ顔で訊ねられたら、「さあ、知りません」と答えるしかない。異なる「振動周波数」で区切られた13次元中心7次元があり、そこから次元が始まったという概念面白く、シンプルに美しい……それだけでわたしには十分だ。無粋な突っ込みは無用。ただ、そこに楽しさがあれば、意識はそれを喜び尊ぶ

数字の「7」と「創造性」について

奇数、中でも1と自数以外の約数を持たない3、5、7、11、13などの 素数 は、「特別な創造性」を持つ数字だと思う。創造を、世界(0)内に存在しない異質さを創ることと定義すれば、ひとつの次元「0」=「360度」を割り切ることのできない1桁の素数は、創造性根本概念では?……と思える。

それはさておき、創造には責任を負うのが宇宙の鉄板ルール。この点は、既知の範囲で行われる「広義の創造性」においても同様だ。そして、クリエイションは、一部の才能を称賛されるアーティストだけのものではない。あらゆる人間霊的存在クリエイションしている、と声を大にしていいたい。いまここで、わたし達は意識創造性をつねに発揮し続けている。

霊的存在=「スピリット-魂-自己」である存在はすべて多次元存在だ。わたし達は「未来」のヴィジョンを抱くことで「いま」を創造している。つまり、過去からみた「未来」である「いま」が「過去」の源だ。すべてが同時発生、同時進行。

だから、「いま」のじぶんがベストであることが重要……それが、何をおいても追求すべきこと。心から喜べる、楽しいと思うことをしたい。たった、それだけのこと。でも、多くのひとは無自覚に我慢しながら「他者の願望」を生きている。それが、どれほどの歪み、痛みを生んでいるのか……気づこう。あなたの願いは何デスカ? 一点の陰りなく心に訊ねよう。

個々の「魂-自己」には、それぞれ固有のプラン(計画)がある。占星術は、それを読み取ることのできる優れたツールのひとつ……だけど、リーディングを受けることで他者にじぶんのプランを丸投げしてはいけないし、反対に、他者のプランに干渉し過ぎてもいけない。個々のプランは最大限尊重されるべきだ。みんな、レベルではすべて知っているマスターだから。

「星の時計」は謳う。

幼年期は終わったのだ。卵はかえり、ヒナは育ち、自重を支えられる翼を持った。あとは飛ぶだけ! 永遠を一瞬に、一瞬を永遠に感じたい。わたしたちは太陽だ。恒星の輝きを放ち、多次元意識創造性を全開で生きられるようになろう。

はるか彼方の銀河においても、わたし達の創造の意図が響き渡るのであれば、どんな小さな感情にも、思考にも、ただ純心に透明性を持っていたいと願う。透明性とは、光でも闇でもない。ゼロポイントにある。自己のすべてが「透けてみえる」意識……それが6を超え7をひらく鍵なのかもしれない。

鏡の国のアリス」は、の世界で女王になった。わたしはで、扉をひらくを探し続けている。真実の名には「扉をひらく」コードが編まれていて、それをずっと探している。子供の頃からなんども繰り返し頭の奥で、「あなたの名前は?」と尋ね続けられている。まだ名前は、不完全のままだ……

ーーー(2021.6.24追記)ーーー

は次元の境界面(プレーン)をつくる。

ホワイトホールのことを調べていると、「事象の地平面」という概念を知った。「7」と関係してそうなのでメモ。

物質的」に感知可能なのは3次元の事象であるが、4次元は「感情」を、5次元は「思考」を駆使し、境界(地平面?)を超えてゆくことができる。

ーーー(追記おわり)ーーー

(8)につづく