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(9)意識の多次元性/シャドウの統合

はじめに

本題に入る前に、「夢の探索」や「霊性の探究」における、わたし個人のガイドラインを書いておく。

「誰でも安全に無償で」略してDAM(ダム)

ここは譲らない。ムダなしなダム……とか。ベタな回文つくってどうするマガジン第回。タロット「9隠者」は、ユングのアーキタイプ でいえば 老賢者。聖なるナンバー9のお約束 ☆v(o・∀・o)v ★イエーイ★ v(o・∀・o)v☆

次元、密度、振動数、存在形態の分類

意識多次元性」について書く前に、用語を整理しておきたい。略語つくってみた。通常、エーテルは”ether”だが、英語の Wikipedia には 第五元素としての ”aether”(アイテール) という記述がある。物質のエーテル と区別するため、そちらを使うことにする。

PB=肉体(physical body)
PSB=サイキカル体(psychic body)
NB=ノエティカル体(noetical body)
AD=エーテル・ダブル(aetheric double)
ADPB=肉体のエーテル・ダブル
ADPSB=サイキカル体のエーテル・ダブル
ADNB=ノエティカル体のエーテル・ダブル

ちなみに、物理哲学におけるエーテルは、まだ完全否定されているわけではないらしい ((〆( `Д´ )メモメモ

(Wikipediaより)アインシュタインが相対性原理を最も根本的な原理として考えたのに対し、特殊相対性理論の基礎を造ったローレンツは相対性原理の根本がエーテルであると考え、「長さの収縮」や「時間の遅れ」に表されるように、物体の特性はエーテル中の運動により変化すると考えた。アインシュタインとの違いは、長さや時間について絶対的な基準を設けることを可能と考えるか否かである。これは物理哲学の問題であるため、決着はついていない。従って、エーテルの実在性は完全には否定されていないと言える。

次元密度振動数存在形態の分類表(注:わかりやすく簡略化。実際にこの通りというわけではない)。

   高|   | 次元 | 次元の名称  | 人間の存在形態
---------------------------------------------------------------
  ↑  ↓|3次元|物   質   界     |PB
密 ↑ ↓|4次元|低次サイキカル界  |ADPB・PSB・ADPSB
  ↑ ↓|4次元|高次サイキカル界  |PSB・ADPSB
度 ↑ ↓|5次元|低次ノエティカル界|NB・ADNB
  ↑  ↓|5次元|高次ノエティカル界|NB・ADNB
---------------------------------------------------------------
   低|  

「振動数」の高低と、「物質的、エーテル的な密度」の高低は反比例し、密度低くなると、感情や思考の振動数高くなる。が、この「高低」という表現は「粗い・繊細」「遅い・速い」「重い・軽い」などに置き換えたほうが適切かもしれない。

人間意識の多次元性

何を今さら?……な感じですが……夢をみたり、変性意識に入ったりしなくても、人間は日常的に多次元意識を使っている。そのことをもっと自覚すべきと思う。

わたし達は3次元、4次元、5次元意識の間を、ほぼ無自覚に行ったり来たりしているのだ。たとえば、感情を強く揺さぶられたときは肉体感覚を忘れて4次元意識に、難しい数学問題やパズルを解いているときは思考に集中して5次元意識にシフトしているし、アスリートやアーティストのゾーン体験6次元意識に近いと思われる。

ーーー(2021/12/21追記)ーーー

誤解のないように書いておこう。

ゾーン体験は、アスリートやアーティストに限定されない。極度の集中状態、生死にかかわるような極限状態、創作や研究に没頭した状態のとき、神がかり的に入っていく「特殊な意識状態」のことを指すと考えている。

5次元までは、各次元特有の時間と空間の法則性があるが、6次元からは「時間と空間がなくなる」と考えている(いまのところ)。なので、そこからであれば、下位次元の時空にある「あらゆる座標」にアクセスし、全方位的なサーチと選択が可能になってくるのではないだろうか? 「ゾーン体験=6次元意識」ではないが、感覚的にどのようなものか表現したかったので、例示してみた。

ーーー(追記おわり)ーーー

そう思うと、ことさら「次元を超える」とか。大仰にいう必要はないのかもしれない……が、「感覚意識の客観視」「意識の自在な次元シフト」のレベルになると、その達成には何らかの体系立てた訓練が必要となる。というわけで、わたしは占星術タロットなどを使い、ネット世界の片隅で不死なる多次元意識のジャングルを彷徨っている。これはあまり一般的な方法とはいえないが、誰でも気軽に取り組め、かつ実感を得やすいというメリットがあると思う。

何はともあれ、意識の多次元性や、魂の永続性を実感できるか否かが、生死を分ける切実ボーダーラインだ ( 。•̀_•́。)キリッ

「物質界しかない」「死んだら終わり」という世界観に自閉すると、どこにも出口のない死の恐怖苦痛を味わう。物質(肉体)は最も短命で儚い存在形態だ。そこにしがみつく意味ってあるの?、ないよね?(*´□`)ゞってわけで……意識の焦点を非物質へ、永続的本質であるへシフトさせると、たいへん明るく見通しの良い、自足感に満ちた存在形態を実感できるようになる *.。(๑・∀・๑)*.。パアアッ

で、ここからは、わたし達が日常的に体験している3次元、4次元、5次元意識の境界について書こう。

次元境界はわりと曖昧だ。ボーっとしているとき、あるいは強い集中力を発揮しているときは、知らず知らず上位次元に意識がシフトし、3次元的には知りえないような情報にアクセスしている。雰囲気で何となく察する、直感、インスピレーション、霊感、デジャブなどが起きる理由を、そのように考えると納得がゆく。

次元と次元の境界領域が重なり合っている件は、ダスカロスの教えにも記述がある。

(引用)
用語26 サイコノエティカル(PSYCHO-NOETICAL)
サイキカル界(感情の世界)とノエティカル界(思考の世界)との関係は、しばしば密接に絡み合っているので、あるレベルの領域においては、ほぼ1つのものと考える必要がある。なぜなら、感情がまったく入らない思考は稀であり、あらゆる感情には多少の思考が含まれるからだ。そのため、「サイコーノエティカル(界)」という言葉を使うことがある。

用語59 ノエティックステート(NOETIC STATE)
イデアの世界であり、分離の世界を超えた、未だ表現されていない世界。永遠の今の中で、すべての形態の雛形となる各種のイデアが存在している、6次元の世界。大天使たちは、この「ノエティック・ステート」から形態を引き出し、生命現象を創造、維持している。私たちが転生と転生の間に休みにくる世界である。

用語24 コーザルステート(CAUSAL STATE)
ノエティック・ステートより波動的に上位にある領域で、純粋な愛、原因、イデア、原理の世界、善悪などの二元性や分離を超えた世界であり、高い階級の大天使によって管理されている。5番目の天国としても知られている。

ダスカロス著「エソテリック・ティーチング」より

境界重複は、12サインおよびタロットにも示されているとわかった。

各次元は、つのプレーン(平面)に分かれ、それがまたさらにつのサブ・プレーンに分かれて……というように多くの階層があるらしい。確かに、夢や変性意識で感受する振動数は多彩多様だ。

ただ、わたしの能力、理解力では細かいサブ・プレーンの区別はつかない。物質界、サイキカル界、ノエティカル界といった大枠の把握で精一杯……だが、エーテル密度高く振動数低い次元は明確にわかる。というのは、サイキカル体の感覚が肉体のソレに近いから。といっても、わたしは物質密度近い次元にはあまりフォーカスしたくない、、、振動数共鳴正確無比に働くので、「粗く重い振動の意識」は「粗く重い振動の次元」に寄り集まっている。そこは、いわゆる地縛霊や生き霊、重苦しいエレメンタルが跳梁跋扈する次元ヾ(叫゚Д゚)ノキャァァァ……クワバラクワバラなのだ。

ーーー(2021/10/28 追記)ーーー

ブルース・モーエン氏の「死後探索2」を読み、低次サイキカル界恐怖心なく探索する方法を学ぶことができた。

非物質界では恐怖共存できない。この法則が理解できれば、何も恐れることはない。ただし、ハート(胸)から放つ無条件の愛のバイブレーションが実感できないと難しい。この感覚は思考的に理解するのではなく、ハートで理解する。

ーーー(追記おわり)ーーー

次元によって振動数は異なり、体外離脱にも各種レベルがある。肉体のエーテル・ダブルの離脱、サイキカル体の離脱、ノエティカル体の離脱など。わたしはダスカロスのように自在に体外離脱し、さまざまな次元を覚醒意識を保って自由に渡り歩くことはできない。で鮮明な映像やリアルな体感は得られても、意図して体外離脱することはできないし、率先してやりたくもない。

わたしのメインテーマは、感情思考振動数切り替えること次元シフトにある。ただ、取り組みは慎重に行わないといけない。意識と無意識、自己の範囲を超えた集合意識や多次元世界に触れてゆくと、カール・グスタフ・ユング がいうところの深層に抑圧されていた シャドウ と必然的に出会う。

じつは最近、「恐れているものをみせて欲しい」と願ってをみている。というのは、恐れているものを直視すると恐れから解放されるからだ。その試みをもとに、いまの人生からピックアップし、永遠のパーソナリティー統合すべき自己を探っている。永遠に失われないものを考えることは、他の何にも増して大事なことだと思う。

(10)につづく