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同じことを繰り返し続けたその先に見えるもの

施術を教えて貰っている時も、こうして教えている今も不思議に思うこと
「何で同じ型を繰り返し練習し続けることが出来ないのだろうか?」って事

僕が生徒だった時代も同じ

僕がまだ整体を教えて貰だした頃も同じで、僕の先輩方は教えて貰った施術を途中でやり方を変えだしてしまい、遂には原型を留めない施術に

教えて貰って早ければ半年もしないうちに、先輩方の手技が変わってゆくのを見て疑問を持ちました。
結局僕は卒業後約10年間同じ手技をやり続けて今にあります。

教えて貰ってすぐに鏡を映すように自分のものにはならない

格闘技とか、武術と同じ様に、教えて貰ってすぐにそれを体現できるなんてことは粗無い事だと僕は思います。
型・手技の意味を理解し、それを体現できるまではそれなりに時間がかかるのは仕方のないこと
同じ手技を繰り返してゆく中で自分のものになり、やがてその精度が上がり
染み込んだ手技がオリジナルとなる
そう僕は考えています。
手技の持つ意味は、解剖学の中に隠れておりその意味を理解して体現できるようになれば、技術的に向上すると思います。

手技や型にどんな意味があるのか?それを理解できないままに
「あの手技は意味がない」「あの手技をしても変わらない」なんて言い
新しい手技や理論を学びに行き、結局煮詰まってしまいこの業界から脱落してゆく姿を見てきました。
僕の考える手技や型は、研いで研いで研ぎきった時
その切れ味は斧の様になり、力を使わなくても自重だけでもキレイに切れる
そんなものだと思っております。

技術が高い=人気があるとか
技術が高い=売上が高い
それはイコールではないのであしからずです・
技術が高く信頼され、それ以外に告知などの商売っ気が出来上がっていないと人気は出ない気もします。
技術がないのに、大ぼらを吹いて自滅してゆく方を多く見かけますしね。

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