失意や別離の先に、今の自分にベストな出会いがある
「次、どんないいことがあるのかなって。
そんな風に考えるようになった」
うろ覚えなのですが、内容的にはあってると思います。
とても印象的だった言葉でした。
☆☆☆☆
少し前に見にいった、ドキュメンタリー映画の再上映。
金スマで話題の社交ダンスの
山本英美先生がメインでした。
語られる、英美先生のこれまでのこと。
ちょっと詳細をズバリと書くのは控えますが、
英美先生が社交ダンスを始めるきっかけ…
というか、きっかけのきっかけがビックリな話だったのです。
(映画を一度見ただけなので、間違えてる部分があったらごめんなさい)
子供の頃は水泳をやっていたけど……
ある日、とんでもないことが起きてしまう。
(詳細は伏せますね!)
その事件というか失敗というか不慮の事態に、恥ずかしくて恥ずかしくて水泳をやめてしまいます。
そして、バレエを始めることに。
バレエにのめり込んでいく、10代の頃の英美先生。
なんと、バレエで留学までしてたんだとか。
しかし、留学先で病に倒れてしまう。
帰国して失意のどん底にいた少女…
もうバレエに戻れない絶望。
その暗闇の中で出会ったのが、社交ダンスでした。
(あってますよね??間違ってたらすみません!)
映画撮影のインタビューで、英美先生はそのエピソードを振り返りながら、
だから今では、
何か悲しいことや嫌なこと落ち込むことがあっても、
「次、どんないいことがあるんだろう。
どんないいことに出会えるんだろう。」
そう思えるようになったと語ってくださいました。
☆☆☆☆
このエピソード、
わかるなぁ……と個人的にとても頷きました。
もちろん、人生は人それぞれ。
もしくは、『その人の捉え方による』とも言えます。
だから万人に当てはまるかというと
明言はできませんが……
自分や周囲を見渡すと
「似た出来事あった!」
と思い出すエピソードはいくつもあるのです。
たとえば…
ひどい振られ方をした失恋。
逃げるようにそれまでの行動範囲から飛び出した先で、後の伴侶となる人と出会えた!とか(私もそうだし、知り合いで同じような体験のある人もいます)
たとえば……
職場でひどいパワハラにあい、悔しい辞職をして……
その先で、もっと良い職場に出会えたとか。
大学で一時志望の大学に落ちて、滑り止めで受かった大学に渋々入ったら、ゆくゆくの師匠となる人と出会えたとか。
(という体験を、本に書いてる方がみえました……なんて本だったかな……上大岡トメさんの本?タイトルがどれかわかりません、すみません。)
人生って、後から振り返ると苦い出来事の後に
『今の自分に、ベストなものと出会えた』
と解釈できることってたくさんあると思うのです。
(少なくとも、私はそう)
だからと言って、ひどいパワハラをしてきた元上司をゆるせという話ではありません。
そこは怒っていいと思います。
ゆるす・ゆるさないの話じゃなくて、
人生を俯瞰して見たら……
という、お話です。
失意や別離の先に、今の自分にベストな出会いがある
この視点が、誰かにお役に立てたのなら幸いです。
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