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読書感想 法華宗の芸術

高橋伸城さんが書かれた『法華宗の芸術』を読みました。
東京個展の時に来場者からいただいた本です。

この本の中で俵屋宗達の絵と本阿弥光悦の書のコンビネーションの作品を紹介されていたのが、印象に残っていました。

そのせいだと思いますが、先日 鳥獣戯画展に行った時に、二人の小さな作品が目に飛び込んできました。

葛飾北斎や伊藤若冲の作品が好きな私にとっては、地味な作品で、それまでなら見過ごしていたかもしれません。

その作品に気が付いて、静かな作品ですが、感銘を受けることができました。
知識が感性を豊かにするという経験を、始めてしました。

この本には、安土桃山から江戸時代までの超有名な作家たちが並んでいます。

その人たちが、光悦を先頭に法華宗に関わりある人達で、交流があったり、親戚関係だったりしているそうで、とても興味深かった。

新聞掲載用に書かれた文章なので、読みやすいです。
紙質がいいので、掲載された作品写真も美しくて楽しむことができます。

私はこの本の装丁も好きです。
こちらも宗達の鹿の絵に、光悦の書です。
青緑の帯の色とマッチしています。


さて、
今月に入り、日曜以外はnoteに書き込むと決めていました。

書き慣れていなかったので、書き込むべきことがいろいろあっても忙しくてできなかったから、とても残念だったのです。

それで、一大決心して書き慣れることを目標に、今日まで続けました。

明日から3日間 岡山に出かけます。大原美術館にも行く予定です。
これからは、書きたい時に、ちゃんと書けることが目標です。☆

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