星先かおる

福岡在住の主婦・星先かおるです。次女のこずえは、2歳の時に自閉症と診断されました。現在…

星先かおる

福岡在住の主婦・星先かおるです。次女のこずえは、2歳の時に自閉症と診断されました。現在は切り絵作家として頑張ってくれています。 私の方は、こずえの絵の松澤先生(作家名:城戸佐和子)とNPO法人コミュニケーション・アートを立ち上げて、障害のある人たちのアート活動を支援しています。

最近の記事

旅行の話 5時間の京都観光

昨日の夜帰宅しました。 鯖江の帰りに、今回は京都に寄ってみました。 京都在住の知り合いから、絶妙のタイミングでメールをいただいて、一緒に回ってくれることになりました。 まず、有名な錦市場に行きました。400年以上の歴史があるそうです。細くて長いアーケードが続いていました。 歴史とセンスが共存していて、ゆっくり眺めながら歩きたかったけど、人が多くて写真も撮れませんでした。 お昼は歴史のあるお蕎麦屋さんに連れていってもらいました。 例の『うなぎの寝床』と呼ばれる間口が狭くて

    • 展示会の話 鯖江のアート展

      こずえさんがアーティストとして在籍している会社主催の『未来を考えるアート展』が、4月21日(日)まで、鯖江市まなべの館という会場で開催中です。 鯖江市はSDGsに力を入れていて、展示会も共催しています。 市内の小学生や中学生の作品も展示されますので、生徒達もたくさん観に来ますし、市長さんも来られました。 今日は娘以外の作家さん達の写真を載せています。 私の福井県で唯一の知り合いの方も来てくれました。 社長さんですが、2人の社員も連れてきてくれて、その男性達がすごく感じがよ

      • 旅行の話 鯖江

        今日は乗り物の話です。 先日、京都の先の敦賀駅からは第三セクターと書いていましたが、『ハピライン福井線』になっていました。1時間に2本ありますが、40分待ちました。 下のかわいい車両です。 鯖江駅からアート展会場の『まなべの館』までは、駅前のバス停から会場まで、バスが1時間に1本しか出てなくて心配してました。 前回はタクシーを待ってて時間ばかりたってしまったけど、今回はタイミングよくバスに乗ることができて、ホントに会場に『無事に到着』って感じでした。 いったんバスの運行

        • CDのうつり変わり

          昨日は主人の兄宅に行きました。 主人の両親は亡くなっています。 今は、いろんな宗派のお経が、CDで出ているそうですね。 (今日友人に話したら、「ずっと以前からあったよ」と言われました) お経のCDを流してお坊さんの声を聞きながら、お義兄さんが教本を見てお経を読んでいました。 亡くなった両親は、息子さんから毎日御経を読んでもらうほうが、たまにお坊さんから読んでもらうよりも、幸せではないかと思いました。 お話変わって、 主人がわたしの反対も聞かずに、車を買い換えました。2

        旅行の話 5時間の京都観光

          北陸の話題です

          金曜から福井県の鯖江に行ってきます。JRの駅にチケットを買いに行きました。 博多から新幹線で京都へ。それから特急に乗り換えて鯖江駅に向かいます。 ところがJRでは鯖江に行く途中の敦賀までしか行けない、と聞いてビックリ。 だって、去年の10月には鯖江経由で金沢までJRで行ったじゃないの? 聞いてみると、新幹線が走るようになった関係で、JRは敦賀から先は第三セクターになって、JRではなくなったそうです。 頭が混乱したけど、北陸も変化しつつありますね。 今回、鯖江に行くので

          北陸の話題です

          読書感想 医者の言い分

          久しぶりに読書感想です。 元NHK記者の野田一成さんが書かれた『医者の言い分』です。 福岡市内の路地裏で、捜査関係者の帰りを待っている時に『記者は結局 第三者にしかなれない。自分は当事者の方が向いてるのではないか』と思って、29歳で医者の道をめざした人。 無事に医学部に入学できて、最初に解剖を体験する時の情景はリアルでした。人の体に初めてメスを入れる時は衝撃で、医療の世界に入るという重圧を感じたそうです。 地域の救急医療は、医師不足に悩む中小の病院が、ギリギリのところで支

          読書感想 医者の言い分

          絵本の話 こずえさん ブルーナ絵本展へ

          福岡三越で、ブルーナ絵本展が始まって、昨日 こずえさんは1人で出かけていきました。 ブルーナは、世界中で人気の絵本の主人公『ミッフィー』の生みの親です。 チラシによると ブルーナは生涯で120冊以上の絵本を出して、昨年の2023年は初めての絵本が生まれて70周年だそうです。 その2年後に、現在はミッフィーと呼んでいる『小さなうさこちゃん』シリーズが始まります。 とってもシンプルな絵なんですが、ブルーナが考えぬいて制作したこと、またものすごく時間をかけて丁寧に描いている

          絵本の話 こずえさん ブルーナ絵本展へ

          こずえさん 公文でお世話になりました

          現在福岡市役所ロビーにて発達障がいの方々の作品が展示されています。今朝はその時の作品の写真を載せています。 27日には博多駅近くで講演をさせてもらいました。公文教育研究会の主催でした。 こずえの成長は膨大な読書のおかげですが、あと一つの柱が公文でした。 幼稚園前から高校3年まで15年間にわたり、公文の教室にお世話になりました。 公文のプリントはスモールステップに準備されていますが、それよりももっとスモールでないとこずえは進まないので、いろいろと工夫をしてきました。 そ

          こずえさん 公文でお世話になりました

          こずえさん インタビューをうける

          昨日は、こずえと2人でインタビューを受けました。 今日の写真は、その時にいただいた『北斎絵本』という本からです。 5年前に月刊誌に載った時にインタビューしてくれた編集者でした。 その後の様子を、今度はネットに公開されます。東京からわざわざ来てくれました。 5年前もこずえと一緒にインタビューを受けたけど、ほとんど私がしゃべってました。 今回は、ほとんどこずえが話しています。 作家としての質問にももちろん丁寧に答えますが、その他の何気ない雑談にも、(雑学博士の本領発揮して)

          こずえさん インタビューをうける

          博物館へ 長沢芦雪展 後期

          長沢芦雪展の後期に行ってきました。前回は出入口の写真を紹介したので、今回は、開催中の九州国立博物館の写真を載せますね。 人が多いのを覚悟して行ってきました。でも、少なかった。 葛飾北斎や伊藤若冲に負けないすごさがあるのに、そこまで有名ではないということでしょうか。少ないとゆっくり見れるので、嬉しいような、悲しいような、でした。 前期だけ、と書いてあった大きな襖の虎の絵もまだありました。やっぱり迫力とユーモアがあります。 前期にはなかった『牛図』が良かった。 掛け軸の9割

          博物館へ 長沢芦雪展 後期

          クラファに向かって 長女の企画

          今日も関連写真がないので、こずえさんの小作品を載せますね。 次女で切り絵作家のこずえは自閉症ですが、驚異的に成長したので、時々講演や懇談を頼まれています。 最近 東京のグループから頼まれたので、私から「6月だったらありがたい」と話したら、希望が通りました。 今年の6月には、また東京に行けます。実は長女の企画かあるんです。 長女が、長年スケジュール帳の研究(?)をしてきてました。 ただ、自分が使いやすいスケジュール帳を使いたい、ということだったんですが。 気に入っていたス

          クラファに向かって 長女の企画

          こずえさん ヘラルボニーへ応募する

          今朝は関連写真がないので、こずえさんの作品を載せています。 ヘラルボニーという障がい者アートで有名な会社があります。障がい者の兄を持つ2人の兄弟で立ち上げた会社です。以前『異彩を、放て!』という本を感動して読みました。 今度その会社が中心になって、障がい者さん達の美術展を開催するということで、世界に向けて応募しています。 その情報を聞いたのが先週でしたが、締め切りは15日で今週の金曜日です。 一次審査は作品の原画ではなく、データ(写真)ですることになっています。 その

          こずえさん ヘラルボニーへ応募する

          『リフライズのコンサートへ』

          昨日はリフライズのコンサートに行ってきました。 リフライズとのジョイントの商品で、我が家はB6のノート、他の2人はクリアファイルを作って、それぞれの作品集と一緒に販売しました。 リフライズ側が「収益が上がるように高く売ってください」と言ってくれたので、我が家の夫ですら「それはボッタクリだ」という値段で売らせてもらいました(笑)。 そんなことよりも驚いたのは、入場してくるお客さん達が、皆さんリフライズを心から応援していることです。 最近はよく『推す』という言葉を聞くけど、

          『リフライズのコンサートへ』

          書く人たちの会に行く

          今日は、文章を書く人達の集まりに行ったことを書きます。 途中の写真は最近のこずえさんの小作品です。 文章を書く、といってもいろんな形があるんですよねぇ。 新聞に投稿する人。 新聞社で記事を書いてきた人。 俳句の会を主催している人。川柳を発表してる人。 資格や経験から老後の相談に関する文章を書いている人。 時代小説を出版した人。 年配の人が多かったので、若い小説家の今どきのやり方に、質問集中していました。 「プロット(筋だて)は2年がかりで書いた。 文字数をカ

          書く人たちの会に行く

          こずえさん 新商品をつくる

          3月になりました。 今月の予定は、3月10日に開催されるリフライズのコンサートに、商品販売するということで、ジョイントさせてもらいます。 以下は最近の西日本新聞に載っていたリフライズの記事です。 私自身がメモ魔で、よくノートを持ち歩いています。だから、以前からこずえの作品を表紙にしたノートを作ってみたいと思っていました。 それで、リフライズさんの歌詞の一節の文字をこずえが書いて、作品と文字をノートの表紙にする、ということにしました。 文字は直筆にする、というのはリフライズ

          こずえさん 新商品をつくる

          博物館へ 長沢芦雪

          九州国立博物館にて、現在『長沢芦雪』が開催中です。 3月31日まであるので、のんびりしていたけど、あわてて行くことになりました。 それは展示が前期と後期にわかれていて、前期が3月3日までと気がついたからです。 大きな襖4面いっぱいに描かれた有名な虎の絵も前期だったので、あれだけでも観に行かなくてはと思って、梢と出かけました。 会場内では撮影できなかったので、写真は全部出入口で撮ったものです。 とにかく上手い! 瞬間芸のような勢いで描いている墨絵の虎は、迫力がありました。

          博物館へ 長沢芦雪