現場連携から生まれるエンジニアリング。事業会社で働く魅力とは?
採用担当の高田です。寒い中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
「事業会社への転職」を軸に転職活動をされている方から
上記の質問をよく頂きます。SIerなどで受託開発をずっとされていたエンジニアにとって、事業会社での開発はわからないことが多いと思います。
そこで今回は、中途採用エンジニアとして入社した本多さんに、「事業会社で感じる、現場とはたらく魅力」をテーマにインタビューを行いました。
■優先順位づけで現場出身者に助けられる
ーーー現場出身者と一緒に開発をして良かったことはありますか
たくさんありますね。
プロジェクト期間が短かったため、機能の選別が重要でした。普通はビジネスサイドの提案を、エンジニアは工期の視点で取捨選択をしていきますが、現場出身者のPO(プロダクトオーナー)やメンバーは
エンジニア視点しか持ち合わせていない自分にとって、上記の発言はとても新鮮でした。経験に裏打ちされた発言なので、優先順位付けで機能を削る判断をしたときも安心感が全然違いましたね。
ビジネスサイドに対して、現場出身のメンバーがしっかり調整をしてくれるので、エンジニアはエンジニアが集中するべきところに集中できる。手戻りの徒労感も少ないですし、アジャイルなのでスピード感ある開発ができて、とても楽しかったです。
■ドキドキと感動の 導入立ち合い
ーーープロダクト導入時に、実際に施設に行かれたそうですね
自分自身も泊まって確認作業をしました。スマートキー連携でかなり苦戦をしたので、ゲストが操作をしているときは本当にドキドキで・・・
立ち会った施設の自動チェックイン機は、鍵の発行が完了した時に「ピっ!」と音がなるんですけど、その音を無事聞けたときは心から嬉しかったですね。
B to C のWeb開発はたしかにエンドユーザーと繋がってはいます。でも実際にユーザーが操作している姿を見られることはないので、今回の現地立ち会いは貴重な経験でした。
■”現場人”しか気付けないフィードバック
ーーー 現地立ち会いで他に感じたことはありますか?
現場のスタッフの目線でフィードバックをもらえたのが嬉しかったですね。
自動チェックイン機はチェックアウトのときもゲストが利用します。実際にゲストの様子をみていると、滞りなく操作を完了していたので、その時は特に問題を感じませんでした。
その後振り返り時に、現場のスタッフから
と指摘され、「なるほど」と強く思ったのを覚えています。
エンジニアとしては手続きが問題なく終わっていたので満足していました。でも現場のスタッフはチェックアウトのひとコマも滞在のイチ体験ととらえ、ゲストのサインを見逃さなかった。
自分としては言われた内容以上に、ゲストの宿泊体験を考えさせられる素敵なフィードバックでした。
■現場を大切にしたプロダクトを作り続けたい
ーーー星野リゾートで働いてみて強くおもったことはありますか
とにかく「現場を大切にしたい」ですね。
自動チェックイン機のプロジェクトを通して感じたのが、現場にプロダクトを育ててもらった、という感覚です。作る過程でもその後の運用でも、多様なバックグラウンドをもったメンバーが支えてくれました。
チームで出た意見を自分は忠実にプロダクトに落とし込む、その作業はとても熱を帯び、スタートアップで働いてた時を思い出すほどです。そんなプロダクトだからこそ、現場でのウケもよく、導入依頼が殺到していて・・・、転職してよかったと心からおもいましたね。
「現場を大切にしたプロダクトを作り続けたい」
その想いを忘れずにこれからも開発をしていこうと思います。
みなさん、インタビューいかがでしたでしょうか。
星野リゾートは引き続き、現場と価値を作り続けるエンジニアを募集しています。詳しくはこちらまで↓↓↓
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