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こころの仕組みのおはなし

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ご自身との対話を深め、こころを みつめ・ほどき・ととのえる、ヒントの記事を集めました。こころの揺れを感じる時、いつお読みいただいてもよい、タイムレスな内容です。気になるものをひら…
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#感覚

|words|わたしを知る

結局のところ、どこまでいっても「わたしを知る」と言うことなのだなあ、と思うのです。 はじめはきっと、自分のこころを見るところから、はじまることが多いのでしょう。そこにだって(そこにこそ)、未知の領域はたくさんたくさんあるのだから。 あちらこちらをちいさな灯りで照らしながら、わたしを見つけてゆく。そうやって、わたしはまあるくまあるく、かえってゆく。 こころのことがだんだんとわかって、わたしのことがだんだんと見えてきて、わたしがわたしに受けとられはじめると、「わたし」という

|words|こころの仕組み 《実践》 こころを見る こころを調える

( *2022年10月 更新しました ) こころを見て調えるヒントを、2つのステップにまとめました。 1. みつめる = ほどく 何を感じているのか(感情)見つける 何を考えているのか(思考)俯瞰する 何を感じているのか(感覚)見つける 感情 わかりやすいアラートだったりもするのです。感情はそのエナジーの最終形のようなところがあります。 もちろんそれすらも見えなくなってしまっている状況もあるのでしょうけれど、素直に見つめるのなら、きっとちゃんと見つかるはず。

|words|こころの仕組み 《感覚》 わたしの感覚を受けとる

*2023年1月 更新しました 感覚 言葉の定義はひとそれぞれですし、わたしにおいては、ということになりますが、以下に挙げるようなものをまとめて「感覚」と呼んでいるようです。 五感+第六感と呼んでもよいのかもしれませんが、そこに明確な線引きがあるわけでもなく なので、からだが、リラックスしている、ゆるんでいる、やわらかさにあって、感覚を受け取りやすい状態である、ということはやっぱり大切なのですよね。 火地風水、4つのエレメントのめぐりを用いて、お話しを続けます。

|words|こころのしくみ 《感覚》 上流からめぐらせてゆく

火地風水、めぐるめぐり。 エナジー(火)のフィーリングをキャッチ(感覚・地)して、そこに思考(風)が起こり、思考が感情(水)を呼ぶ。 だから、エナジーをそれとして見て、キャッチすること、やっぱりたいせつなのですよね。 ただどうしても、思考や感情の方が音量が大きいから、ついついそちらの声に自分を占められてしまう。 けれど、下流から上流へ逆流しようとすると。 感覚やエナジーを、思考の範疇で強引に枠にはめ込もうしても、損なわれるものや変質してしまうものが多すぎて、他でもな

|words|こころの仕組み 《感覚》 わたしの全部で呼吸する

(*2023年2月 少し更新しました) からだのこと。 プロの方たちがいらっしゃるので、わたし自身はからだに焦点を当てた文章はあまり書かないのですが、(言うまでもないのだけれど)とてもとてもとても大切なのですよね。 こころとからだは、同じものの異なるあらわれ。 こころへのアプローチはからだへのアプローチ、からだへのアプローチはこころへのアプローチ。 からだを外すことはできません。 まず、ほっとしたい そして、ほっとして安心したい、はずです。 なのに、思考をさら