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キャディ×コーポレートIT

はじめまして。キャディのコーポレートエンジニアの星野です。
入社して約5ヶ月、キャディ1人目のコーポレートITとして奮闘する日々を過ごして参りました。今回は私の主観でキャディのコーポレートITについて書いてみましたので、お読みいただけると嬉しいです。

1.キャディについて

キャディってどんなことやっているの?という方は以下を見てもらえると少しはイメージつくのではないかと思います。

2.簡単に自分のこと

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私は某大手メーカで10年間勤務しており半分はインフラエンジニア、もう半分はレガシーシステム刷新のプロジェクトマネージャをやってきました。10年間は自分なりに楽しく仕事をしていて大きな不満というのは無かったのですが、製造業のIT部門だったという性質上、自分がやっている仕事が会社の事業に貢献しているのか/社会に価値を提供できているのか、という部分が感じにくくなってしまったので思い切って転職することにしました。

キャディについては「ものづくり産業のポテンシャルを解放する」という大きな挑戦に惹かれ、この挑戦が成し遂げられたら絶対に社会にとって大きなインパクトになると確信して入社しております。

そんな気持ちを持っている私が5ヶ月という期間の中でコーポレートITとしてやってきたこと、これからについて自分なりにお話しようと思います。

まず、コーポレートITと情報システム部門の違いですが、業務的な違いは無いと思っています。個人的には会社の事業にコミットしたいという強い思いを持っているのがコーポレートITと勝手に思っています。あと、情報システムよりも名前がちょっとカッコいい!

3.キャディでのコーポレートIT

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前述のバックグラウンドの通り私も元々は情シスということになります。(製造業でもSaaSやソフトウェアを販売している会社も多いので、製造業のIT部門が全て情シスとは一概には言えません。)

キャディはレガシーで溢れている製造業の調達を仕組みで変えようとするスタートアップ企業です。特にカスタマー側もパートナー側も伝統産業であるため、その間を取り持つキャディのプラットフォームはITプロダクトの力だけでなく今は人手による仕組み化に全力を注いでいるところです。

つまり従業員の生産性がプラットフォーム全体のバリューに大きく関わってきます。その生産性を底支えするのがコーポレートITのミッションであり、キャディがターゲットとする市場規模を考えるととても大きな価値があると考えています。

そんなこともあってかキャディは従業員の生産性向上のために世の中にあるサービスはどんどん使っていこう精神が強く、過去たくさんの社外サービスを使ってきており現時点でも30~40程度のサービスを使って来ています。合わない/使いにくいとなったら、すぐにシフトしてきているのもキャディらしさなのかもしれません。

4.今何をやっているのか

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CTOと労務担当者から引き継いだコーポレートIT的な業務を日々こなしつつ、経理の業務改善をやっています。

具体的には、従業員/協力会社のSaaSのアカウント改廃、全社員からのヘルプデスク対応、物理デバイス手配・キッティング、SQLを使ったデータ成形支援、新規拠点起ち上げに伴うインフラ手配、Salesforceの改造などなどです。電源が入るものは何でも問合せ受け付けています。他の会社さんともやっていることそんなに変わらないんじゃないかなと思っています。

ただキャディの場合毎月20~30程度の従業員/関係者が入ってくる、使っているSaaSも20を超える、会社の組織体制も頻繁に変わる、拠点も関東ー関西にまたがる、などコーポレートエンジニア1人(+アルバイト2人)でカバーし切るのは現状かなりキツイ状態になっています。

会社の規模も200人を超えているので中規模くらいの会社だなと思うかも知れませんが、ものづくり産業のポテンシャル解放には1%も到達していない状況であり大胆な意思決定も多く行われるまだまだスタートアップな会社です。なのでコーポレートITとしてもまだまだカオスな環境の中、これから色々な仕組みを作り上げていく必要があります。

5.これからやること

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1つ目はセキュリティ対策です。会社としてよりスケールするために従業員が爆発的に増えていますが、それを支えるセキュリティ基盤も必要最低限の状態です。キャディは社内システムにSaaSしか使っていないためゼロトラストの世界に踏み込みやすくなっており、やりがいがあると思います。(どんなステップでやろうとしているのか興味があったらお話しましょう。)

2つ目は拠点インフラです。キャディは現在品質保証のための検査拠点を2箇所持っていますが、今後さらなるキャパ獲得に向けて検査拠点が新たに立ち上がる可能性が高いです。その時に拠点業務がスムーズに進行できるよう、早急にインフラを立ち上げることが急務になってきます。(インフラエンジニアからしたらかなり面白いこと考えていたので、興味があったらお話しましょう。)

3つ目は他部署のBPR支援です。直近では経理部の見える化支援を行っていますがSaaSを使うだけでは難しく、社内の業務プロセスや関連システムの変更を計画的に実行するなどPJM的な仕事が必要になってきます。(経理部でどんなことをどういうタイムラインでやったのか、興味があったら話しましょう。)

4つ目はグローバル対応です。AmazonやUberを超える企業を目指しているキャディは海外進出も当然足元まで迫ってきています。そうなるとグローバル化に伴って既存のITサービスどうするの?海外拠点立ち上がるの?ということが当然起こります。つまり最初からグローバルとしてどうあるべきかを常に念頭において施策を考える必要が出てきます。(現時点でI have no ideaに近いので、是非話しましょう)

6.最後に

うすうす感じている方もいらっしゃるかも知れませんが、キャディのコーポレートIT仲間絶賛大募集中です。ちなみにわたしは実業務で一番やり取りが多いのはCTOとエンジニアリングマネージャです。かなりフラットな組織になっており、困ったことは何でも相談できるし自分自身も大きく成長できる恵まれた環境にあると思っています。

コーポレートITとして大きな社会課題に挑戦したい/事業に貢献したい/ハイレベルな仲間と一緒に成長したいと思う方、気軽にお話できたら嬉しいです。どんな質問にもお答えします。




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