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乙女化計画

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星伊香が大人になる過程で失った、お砂糖とスパイスと素敵な何かを探す為のエッセイ。
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過ぎる少女の面影は彼方に

前回のあらすじ 服を買う理由を作る為にデートの約束をしたものの、肝心のデートで行きたいところが思いつかない。 致死量のトキメキをちょうだい|星伊香 (note.com) そんな訳でデートの約束を取り付けたものの、行きたい場所もしたい事も思いつかず、気付けば2カ月弱が過ぎていました。 それでもね、一応予定は立てたんで服を買いに行こうと思った訳です。この時点ではどこに行くかも決まってないけど。 最初のnote(乙女のクローゼット|星伊香 (note.com))で 「書を捨てよ

致死量のトキメキをちょうだい

前回のあらすじ 著しいオシャレ欲の低下を自覚し服を買おうと一念発起するも、服を買いに行くのが億劫過ぎる。 乙女のクローゼット|星伊香 (note.com) という事で。 服を買いに行く服がない ならぬ 服を買いに行く理由がない ここまで書いても理由にならない それならばと、服を買いに行くための理由をまず作ろうと思いました。 🦑「デート行かない?」 ☺「いいよ」 これで無事、服を買う理由ができました!ヤッター! だけど問題はこの後でした。 ☺「どこいく?」 🦑「?」

乙女のクローゼット

文学フリマ東京38お疲れ様でした。 東京と名古屋合わせると、かなりの数手に取って頂きました。 若干数ですが通販に流しますので、よろしければぜひ。 甘雨/泪雨【両表紙フルカラー短歌写真集】 - メンタンピンドラドラ - BOOTH さて、宣伝はここまでにして、その文学フリマに行く日の朝の事です。 「何を着ていこうかなぁ」 「どういう服がいいかなぁ」 と思いながら顔を洗っていた時に、私は気付いてしまいました。 着たい服がない事に。 考えてみれば、元々服にもアクセサリーにもあ