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【都心】オフィス空室率5.9%へ

2021年5月の都内オフィス空室率は5.9%となり、依然として高い傾向にあります。

2021年4月は5.65%であったため、5月は0.25%上昇となりました。

通常、空室率5%を超えると供給過剰と判断されます。

一番高い空室率は新宿区となり、6.47%となっています。

ちなみに、コロナ前の2019年11月の新宿区の空室率は1.65%です。

テレワークの利用が増加しており、東京オリンピック開催後までは上昇が続くと見て良いでしょう。

IT通信企業に関しては、テレワークと出社を組み合わせたハイブリッド勤務が定着してきており、オフィス空室率がコロナ前まで戻ることは二度とないでしょう。

大手IT企業の経営者と先日打ち合わせをしましたが、空室となったオフィスの再利用先の模索が現状の課題との事でした。

余ったオフィススペースをこれからどう料理していくのか、経営者は判断に迫られています。

個人的には、空室フロアを他企業へ開放し、自社の社員との共創ブレストルーム(イノベーション創出拠点)に利用したりするのがアフターコロナのDXサービス創出に繋がるのではないかと考えてはいます。

起業を目指している方、オフィスの再利用をキーワードに新事業を考えてはいかがでしょう。

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