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フェイバリットな作家さんは文芸誌で探せ

私は大型本屋さんに行くと、文芸書の棚へ行ってページをめくってみては、好みの作家さんを探します。

主に、文体を重視しているので、文体が好きだとお気に入りにそのまま移行しちゃうんですけど、好みの文体をしている作家さんを発掘するため、時間をかけて単行本の棚に並んでいる本を見ます。

でも、最近、思っていることがあり。

現代文学のメジャーからマイナーな作家さんまで「この人の文体がちょう好み~」という人をだいぶ本屋さんの棚から探し出し終えてしまったんじゃないか、ということです。もちろん、小説にはいろいろな角度があり、ストーリー展開の素晴らしいもの、仕掛けの見事なもの、資料を駆使しているもの、などさまざまな魅力を持った作品があるなかで、それでも「文体ビタ好み!!!!!」と転げまわってしまうほどフェイバリットな作家さんの数はそれほど多くはないのです。

それで、飽き足らなくなった私はとうとう思いました。

「まだ見ぬ作家を探すにはどうしたらいいのか!?」

「よし、文芸誌だ」と。

高校生から大学生のころ、文芸誌はとても敷居が高いイメージがありました。よく知らない名前の作家さんばかり載っているし、連載の途中とか1話だけ読んでもな~ということもあったし、文芸誌買うくらいなら、普通の小説買うわ、という感じだったんですけど。

まだあまり知られていない新しい作家さんや、見逃していた作家さんの名前が、ずらりと各出版社の文芸誌には並んでいて、なによりも自分にとって「新しい作家」との出会いの機会をつくってくれるのです。

最近はkindle unlimitedで読める文芸誌もあってありがたい…!

とにかく、メジャーじゃなくて、でももの凄く自分の趣味に合った作家さんと出会いたいという気持ちが強く、これから文芸誌の目次だけでも注目したい、と真剣に思っています。

ちなみに私の好きな作家リストはこちらー!!!

女性作家さんに偏っていますが、とにかく「文章重視」「雰囲気重視」です。

新しい作家さんを、草の根を分けてでも見つけ出してやるぜ!!!と燃えております(笑)

ちなみに、1冊目の本のときから注目していて、最近「52ヘルツのクジラたち」が早くも三刷突破してブレイクしかかっている町田そのこさんなども、「ふふふ、やっと世間が町田さんの魅力に気付いたか…」とほくそえんでいます。

でも凪良ゆうさんなどは全然知らなくて「流浪の月」が本屋さんで大きく取り上げられたときに知って衝撃を受けました。

さー、明日は休みだし、散髪も行くけど、少しは新しい作家さんチェックしたいです!

またお休みの日の楽しみを増やしたく思ってます。

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