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塩むすびがしみじみうまい

大人になったら、ひじきの煮物や高野豆腐を美味しく感じるようになりました。子どものころは美味しさがわからなかったものが、だんだん年を取るごとに好きになってしまって。

そんな私が最近「おいっしー!」としみじみうなってしまうのが、シンプルな塩むすびです。

クックパッドのこのレシピを参考にしています。

ごはんと塩とサラダ油を使うレシピ。え、サラダ油…?って私も最初思いましたが、これがね、ごはんがつやつやもちもちになって、美味しさにびっくりしますよ。

私は海苔なしで最近食べてますが、海苔があってももちろんめちゃくちゃ美味しくなりますよね。

新米の季節だし、ぜひみなさんにもやってみてほしいです。お米の甘さがダイレクトに伝わる、おいしいおむすびです。

塩むすびといったら、千と千尋の神隠しをどうしても世代的に思い出してしまいますが、お腹がすいてすいて、そして悲しいときでも、塩むすびのおいしいおにぎりを食べたら、泣けてちょっと元気が出てきそうな気がします。

おむすびって、いったいいつからあったんだろう?とその歴史をひもといてあるwebページを見ました。

日本にイネが伝わったのは縄文時代中期のこと。縄文時代後期には、九州から東北地方まで稲作が広まったそうです。

そして弥生時代『石川県旧鹿西町(現中能登町)で、もち米を蒸して固めて焼かれたおにぎり状のチマキ炭化米塊が発見される』との記述が!(ちょっと嬉しい石川県民(*^^*))

弥生時代というはるか昔から、人はお米を炊いておむすび状の食べ物を食べていたのですね。

私は、パンも麺も大好きですが、やっぱり疲れているときや元気を出したいときに、一番食べたくなるのはごはんです。

とくに、おむすびの形になっていたら、作業をしながらでも、外でも食べやすいですよね。

そういえば、昔、母がよく運動会のお弁当にゆかりのおむすびを持たせてくれたのですが、小さい頃は食が細かったのと、そのおむすびがぎっちぎちに固く握られていたので、昔はおむすびがちょっと苦手でした。

だから私は、自分で作るときは多少、お米がほろっとほどける程度に握ります。母が料理下手とかだったわけではなく、子どもってすぐぽろぽろ食べこぼすから、おむすびが崩れないように固めに握ってたのだと思います。母、引き合いに出してすまない。

ごはんとお味噌汁とお漬物があれば、なんとか生きていけそうって思うのはやっぱり年を取ったんだろうな(笑)

秋の恵みのお米を、今年も美味しくいただきましょう。




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