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時代小説沼に落ちそうです

みなさんは、本屋や図書館でぱらぱらと手もとに置きたい小説を選ぶと思うのですが、何を基準に、買うとか借りるとか決めますか? 

もちろんミステリとか恋愛とかサスペンスとか、ジャンルで選ぶこともおおいにあると思うのですが、私は、文章の端正さをひとつの基準にしています。 

私自身が、言葉フェチ、文章フェチなので、自分で普段使わない言葉、美しく清冽な文章を、立ち読みで見てしまうと「きゅーん」となって、その本を買ったり借りたりします。

 それで最近気付いたのは、めっきり、現代小説よりも時代小説を手に取るようになってきたこと。もちろん現代小説で文章のお上手な作家さんも好きなのですが、好みの作家さんはもうだいたい絨毯爆撃であらかた押さえてしまったため、未開拓の時代小説のトビラを、最近ひらきはじめたのです。 

やー、時代小説、すごいね。本屋や図書館の棚で眺めただけでも、すごい綺羅星のような作家陣がそろってる。日本語の文章がすごいハイレベルで美しいのですよ。 

時代小説って、資料をまず集めて書かないといけないから、かなり勉強もいるし、素人がおいそれと書けない感じがあるのですが、それでも、知らなかった作家さん、これから読みたい作家さんが、ざっくざく出てきて、ここは宝の山か? 山なのか? みたいな状態でうはうはになっている私です(笑)

 江戸物はもちろんメジャーですが、古代、平安からの中世、戦国時代、明治大正時代など、いま本当にいろいろな時代を書いてらっしゃる作家さんがいらっしゃって、もう本当に、読みたい本が多すぎてつらい、ほんとつらい、って思います。 

 最近見つけた作家さんを、ざっとご紹介しますね!  どちからというと、合戦よりも、庶民の暮らしにスポットを当てた作品ばかりです。

高田郁さん⇒大人気でドラマにもなってる「みをつくし料理帖」シリーズが有名。最新作「あきない世傳 金と銀」も楽しみ! 

田牧大和さん⇒「鯖猫長屋ふしぎ草紙」「恋糸ほぐし 花簪職人四季覚」がおもしろかった!たくさん著作を出されているので、これからもれなく読みたい。 

澤田瞳子さん⇒「若冲」(未読)で有名になったらしい。時代小説家澤田ふじ子さんの娘さんだそう。奈良の大仏建立を描いた「与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記」がおもしろかった。 

梓澤要さん⇒市の聖を描いた「捨ててこそ、空也」は仏教時代小説ですごく面白い。古代を舞台にした作品もたくさん書かれているらしいので、読みたい。 

このほかにも「まるまるの毬」の西條奈加さん、「千年の黙 異本源氏物語」の森谷明子さん、「御薬園同心 水上草介シリーズ」の梶よう子さん、「源平六花撰」の奥山景布子さん、「花鳥茶屋 せせらぎ」の志川節子さん、「皇極・斉明天皇物語」の梅前佐紀子さんなど、読みたい作家をハイペースで見つけてしまっています。 

これ…ぜんぶ読めないだろ…ってくらい、今読みたいものがたくさんあって幸せです。歴史小説は、時代をさかのぼれば、司馬遼太郎さん、山本周五郎さん、池波正太郎さん、藤沢周平さんなど、文学史に名を残された方の作品も、まだ未読で残っているので、うん、本当に、読んで楽しみ、読んで勉強したいと思います。

「時代小説っておじいちゃんのものでしょー」なんて思ってる方もいるかもしれないですが、はまる人にはきっとはまると思いますよ。今回紹介したのは、女性の書き手さんばかりになって偏ってしまったので、そのうち、男性の歴史小説家さんの棚にも手を付けて、もっとご紹介できたらと思います。 

言わせてほしい。時代小説、アツい。  

あ、おすすめ時代小説あったらコメント欄で教えてくださいね!女性作家男性作家問わずです!

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コメント15件

はじめまして。小説には物語で酔わせる、文章で酔わせる、といった力がありますね。司馬遼太郎氏なら「竜馬がゆく」。池波正太郎氏なら「鬼平犯科帳」シリーズ 、『剣客商売』シリーズなど。山本周五郎氏の時代小説も素晴らしいですね。因みに私は、時代小説、現代小説を分けることなく読んでいます。要は、その小説が面白いか、面白くないか、だけだと思いますね。
幸田さん コメントありがとうございます!山本周五郎は高校生のとき読んでいて、素晴らしいなあと思っていました。司馬遼太郎や池波正太郎は未読なので、ぜひ読みたいです。あと藤沢良平も…面白いか面白くないか、おっしゃる通りですね(*^^*)
藤沢周平氏の著作はあまり読んだことはありませんが、「蝉しぐれ」はおススメですね。秀逸な小説ですよ。私は、カテゴリーで小説を読んでいるわけではありません。現代小説で、あまり面白いと思える小説がないだけです。自然に、面白い小説を求めていくと、時代小説にたどり着く、という感じですね。余計な事を書いてしまい、失礼しました。
あれ、なんで藤沢良平と書いてしまったんだろ。失礼しました(藤沢先生にも)蝉しぐれは私も読了して、素晴らしいと思いました。時代小説の水脈、もっと探ってみたいです。
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